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スマホで海中写真をきれいに撮るテク

2015.08.16 SUN


上野氏がダイビング中に撮影した写真の1枚。マンタのシルエットが格好良く写し取られている
2015年7月に世界初の耐海水スマホ「TORQUE G02」が登場。海の中での撮影が、またひとつ身近なものになった。とはいえ、TORQUE G02が保障しているのは、水深1.5mで約30分までの耐海水性能。シュノーケリングには使えるかもしれないが、ダイビングとなると話は別だ。水中用のデジタルカメラや、デジタルカメラ用のハウジング(防水ケース)もあるが、できれば使い慣れたスマホで撮影したい!という人もいるのでは? そこで、今回はダイビングで使えるスマホ撮影テクニックをご紹介しよう。

まずは準備としてスマホ用のハウジングを用意したい。今年春に発売した「40m Waterproof Photo Housing」(Seashell)シリーズは、その名の通り水深40mまで使用できる。併せて専用カメラアプリ「Seashell Lite」(Android/iOS対応)を使えば、画面上でビデオ・写真のアクションをすべて完結でき、撮影も簡単。iPhone 5以降の全機種とGalaxyシリーズに対応している。それぞれに対応したスマホケース付きのワイドアングルレンズ(別売)を取り付ければ、さらにバージョンアップした撮影も可能だ。

もっと深く潜りたい上級者には「i-Pix iPhone 5/5s/5c用」(MURAKAMI)がオススメ。耐圧水深はなんと56mの防水構造。こちらも専用カメラアプリ「Dive Cam」(iOS対応)の併用で快適に撮影ができる仕組みで、レンズの前面に専用のワイドレンズ、クローズアップレンズ、カラーフィルター(別売)などを取り付けることができる。

次はテクニック。スマホを海中に持ち込むことさえできばOK!…といかないのが海中撮影の難しさ。ダイビング機材の販売などを行う「街のダイビング屋さん」でマネージャーを務める上野友里氏によると、一番の問題になるのが海中の“暗さ”だという。

「海底が砂地かどうかなど海にもよりますが、水深5mぐらいまで潜ると、もう周囲が暗くなっていき、より深く潜れば暗さも増します。せっかくカラフルな魚を撮影しても、黒っぽく写ってしまうんです」

ダイビング用のライトを使用するのが一般的だが、そこまで準備するのは大変。フラッシュ機能を使えば明るくもなるが、シャッターを押すと「光る→自動でピント調節→撮影」となるので、撮影ボタンを押してから実際の撮影ができるまでワンテンポ開いてしまう。この間にタイミングが悪いと魚が逃げてしまうことも…。そこでオススメなのが“ビデオ”。機種にもよるが写真と違って、ビデオでフラッシュをオンにすると、ライトが点灯したままになるので、明るい状態で撮影できるわけだ。

最後に、上野氏にきれいな海中写真をコツを教えてもらった。

「海中のステータスは天候などにも左右され、潮の満ち引きが激しい時刻には海中が濁ってしまいます。太陽がしっかり出ている時間帯に、浅瀬で撮影するのがベストです。光が海中に帯のように差し込んで、幻想的な写真が撮れます。

もう少し深く潜る時は、太陽と自分の間に大型の魚が入るように撮影すると、それがシルエットのように写しだされます。この時は海底に寝ころんで、被写体がアングルに入るのをじっと待つと良いでしょう」

しかし、撮影のために近づくと、魚は岩陰などに隠れてしまう。その対策として上野氏は、ひたすら待つのがベストだと言う。

「魚が隠れた岩やサンゴの近くで身動きせずにじっとしていると、再び魚が泳ぎ出します。その時がシャッターチャンスです。魚が近くに来てくれたり、カメラ目線の写真が撮れたりしますよ」

小さな魚がサンゴの陰から見え隠れする様子、大きな魚が悠々と泳ぐ様子などは、写真とビデオでモードを切り替えながら撮影するのも面白い。この夏、ダイビングをする予定がある人は参考にしてみては?

(丸田鉄平/H14)【関連リンク】

街のダイビング屋さん

http://www.diving-ya.com/

記事提供/『R25スマホ情報局』

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