スマホNEWS&TOPICS

地図アプリの”ズレ”、解消するには?

2015.08.26 WED


迷わぬように、地図アプリを使う前からGPS機能はオンにしておきましょう
仕事・プライベート問わず、よく利用するスマホアプリといえば、地図アプリ。ルート検索やフロアごとの表示に対応したものもあるなど、ますます便利になっていますよね。プリントアウトした地図では迷ってしまう…という方向音痴さんには、特に必須です。

だけど、そんな地図アプリが示している現在地が実際の場所と違っていた…なんて経験、ありませんか? 土地勘のない場所でこうした現象が起こると困ってしまうわけですが、その原因について、地図アプリ「ロケスマ」などを開発・提供するデジタルアドバンテージの島田広道さんは、次にように解説します。

「スマホの“現在地を特定する方式”に原因があります。通常は、GPS衛星から発信される電波をスマホ内のGPS用アンテナで受信する『GPS方式』、Wi-Fiのアクセスポイントを利用する『Wi-Fi方式』、携帯電話の各キャリアの基地局(無線通信設備)からの電波を受信する『セルID方式』を組み合わせて、現在地の特定を行います。いずれの方式も“電波が受信できる”環境にあることが必要となるので、電波が受信不可能・受信しにくい状況にあると、現在地を正確に知ることができないのです。それゆえ、地図アプリの現在地表示にズレが生じてしまうんです」

各方式が現在地を特定する時の“精度の違い”に原因がある場合もあるのだとか。3つのなかで最も高い精度を誇るGPS方式は、正常に作動していれば数m単位の誤差で正確な現在地を示すことができますが、Wi-Fi方式だと数十m~約200m、セルID方式にいたっては数千mと、かなりの誤差が生じるとのことです。

「つまり、GPS方式がうまく作動していなければ、けっこうな誤差が出てしまうのです」(島田氏)

ということは、GPSの電波を受信しやすい環境にいれば、現在地表示の誤差を防ぐことができるのでしょうか?

「そうですね。建物の中や地下、トンネル内、高層ビルの谷間などはGPSからの電波が届きにくいので、一度離れてみるといいです。屋内からテラスや屋外に面した通路に移動するだけでも、GPSの現在地取得が復活することがありますから。また、バッテリーの消耗を防ぐために普段はGPS機能をオフにしていて、地図アプリを使用する時だけオンにする…という方も少なくないですよね? GPSでの現在地取得には実はけっこう時間がかかるので(数分程度)、地図アプリで目的地を探し始める前に、GPSをオンにしておくことも大切です」(島田氏)

一番精度が高いのはGPS方式ですが、現在地の特定が早いのはWi-Fi方式・セルID方式なのだそう。なので、3種類の方式を併用すると、より素早く正確に現在地を取得しやすいのだとか。

「iPhoneの場合は[設定]→[プライバシー]→[位置情報サービス]の中にある[位置情報サービス]をオンにし、その下に表示される各アプリに位置情報の利用を許可。すると、Wi-Fiやモバイルデータ通信をオンにしておけば自動で3種類の方式が現在地の取得ができるようになります。Android(OS4.4の場合)は、[設定]→[位置情報]で[位置情報]をオンにしてから、[位置情報モード]で[高精度]を選択してください」(島田氏)

バッテリーの消耗は多少早まりますが、“道に迷いたくない!”という方は、すべての方式を“有効”にしておくとがよいかもしれません。

(遠藤麻衣/verb)

■関連リンク

・デジタルアドバンテージ

http://www.d-advantage.jp/

・ロケスマ

https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.d_advantage.locasma&hl=ja

記事提供/『R25スマホ情報局』

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト