スマホ事件簿

不倫専用SNS、ヒミツが続々と暴露

2015.09.01 TUE


8月31日現在、サイトは閉鎖されていない ※この画像はサイトのスクリーンショットです
7月中旬、不倫専門SNSサイト「アシュレイ・マディソン」内の約3700万人の個人情報がハッキングで漏洩したことが判明した。ハッカー集団「The Impact Team」は同サイトの閉鎖を要求し、応じられなければ、収集した個人情報をバラ撒くなどと脅していたが、いまだ同サイトは公開されたままだ。その声明から1カ月以上が経過し、ついに個人情報が公開されたほか、「アシュレイ・マディソン」の秘密の一面が次々と明るみになっている。

ロイター通信は8月18日、ハッカー集団が、「アシュレイ・マディソン」の登録情報を公開したことを報道。ただし、個人情報は通常の検索エンジンでは見つけることはできず、専門ブラウザのみで閲覧できるサーバ上に公開されたという。ただ、ネット上では自分の情報が漏洩しているかどうかをチェックするサイトが立ち上げられるなどし、これの影響からか、24日には、ニュースサイト・MailOnlineが「アシュレイ・マディソン」の登録者から自殺者が出ていることを伝えている。

またハッカー集団は、収集した個人情報を分析し、メンバーの90~95%は「男性」で、「女性」は多くが“サクラ”用の偽アカウントだったと報告しており、米Gizmodo編集長がそれを検証した結果、ハッカー集団の言う通りだったことが判明した(「アシュレイ・マディソン」はメール登録の際に本人の認証を行わなかったという)。

さらに、ニュースサイトDaily Dotは、「アシュレイ・マディソン」の役員たちが、「What’s Your Wife Worth」というアプリの開発を企んでいたことを紹介。これはユーザーが自分の妻の写真を投稿し、他のユーザーに評価してもらった結果を金額化するというアプリだ。結局2014年に開発は中止され、世に出ることはなかったものの、なんとも最低なコンセプトだとネット上で批判を浴びている。

そして、24日にはアメリカのニュースサイト「motherboard.vice.com」が、「アシュレイ・マディソン」を運営する会社のCEOノエル・ビダーマン氏とその仲間が過去、他社サイトをハッキングしていたことを報じた。その後28日になり、ビダーマン氏は辞任。AFP通信によると、運営会社は会社とビダーマン氏の「双方の合意」であるとし、会社にとって“有益な判断”としているとのこと。ちなみに運営会社はユーザーから多額の損害賠償請求訴訟を起こされている。騒動はまだまだ続きそうだ。

(花賀太)

【関連リンク】

■不倫サイト情報流出、運営会社CEOが辞任-AFP

http://www.afpbb.com/articles/-/3058730?ctm_campaign=topstory

■不倫サイト「アシュレイ・マディソン」流出データ大検証! 女性ユーザーはほぼ全員偽物-Gizmodo

http://www.gizmodo.jp/2015/08/post_18137.html

■Ashley Madison

https://www.ashleymadison.com/app/public/index-jp2.p

記事提供/『R25スマホ情報局』

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト