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スマホ「削除データ」5つの復元方法

2015.09.23 WED


iPhoneの「写真」アプリに用意されたゴミ箱機能では、ファイルが削除されるまでの日数が表示される
スマホの操作を誤って、うっかり大切な画像データや重要な資料を削除してしまった――そんな時は絶望するしかない…と思いきや、失われたデータを諦めるのはまだ早いらしい。実はスマホにはデータを復元する方法がいくつかあるという。そこで、携帯電話関連の情報に詳しい、ITジャーナリストの佐野正弘氏にデータの復元方法を教えてもらった。

【方法1】「ゴミ箱」を利用する

「iPhoneの場合、標準アプリ『メール』や『写真』であれば、ファイルを削除してもすぐには消失せずに、一度アプリ内の別の場所に移動します。なので、メールの場合は『ゴミ箱』を、写真の場合は『最近削除した項目』をまず閲覧し、ファイルを探してください。標準アプリ以外にも、iPhoneやAndroid向けのアプリでは、このように『ゴミ箱』機能を備えるものが、他にもあります。『ゴミ箱』チェックは欠かさないようにしましょう。また、AndroidではOSのインターフェイスで削除したファイルを保管する、まさにパソコンの『ゴミ箱』のようなアプリも存在しています」

【方法2】「バックアップ」から復元する

「Androidでは端末のアカウントを登録すると、メール、電話帳、スケジュールなどのデータが、自動でGoogleにバックアップされます。一方、iPhoneではiCloudにログインして同期設定を行うことで、メールや連絡先、メモなどを1日1回、自動でバックアップすることが可能です。これらのデータはもちろんスマホに復元できますが、ファイルを単に確認したいだけなら、復元操作をしなくてもブラウザー上で表示できます」

【方法3】クラウドの「同期データ」から復元する

「例えば、『Microsoft Office Mobile』のようなOffice系やカレンダー、リマインダーなどのアプリでは、入力情報をクラウドに保存するものがあります。これをもとに、スマホで削除したファイルを復元することも可能です。なお、クラウドに保存するには、基本的に各アプリ内で設定を行う必要があります。同期方法の設定によっては、スマホで削除操作をすると、同時にクラウド上のデータも削除されるので注意してください」

【方法4】パソコンの復元ソフトを利用する

「データを削除してしまっても、実はデータ自体は即座には消失しません。正確に言うと、削除後すぐは、端末上に“その領域が『空き領域』になった”という情報が追記されるだけなのです。そのため、その領域に新しいデータが保存されるまでは、データは残り続けます。この現象を利用してデータを復元するソフトが、パソコン向けでいくつかあります。スマホとパソコンをケーブルでつなげ、削除してからすぐに試せば、データを復元できるケースもあるでしょう」

【方法5】データ復元の「専門業者」に依頼する

「これはあくまで最後の手段です。業者によっては10万円、または20万円という高額な見積もりを出すところもありますし、なかには信頼できない業者もあると聞きます。そのため、もし削除してしまったデータが諦めきれない場合、複数の業者から見積もりを取り、ネットでの口コミなども参考にしましょう。そして、依頼をするなら、なるべく早く頼むこともポイントです。その理由は、専門業者であっても、パソコンの復元ソフトの原理を利用するからです」

思い出の詰まったメールや写真、ビジネスの重要なファイルが消えてしまった。そんな時には慌てることなく、まずは上記の方法を試してみては?

(丸田鉄平/H14)

記事提供/『R25スマホ情報局』

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