スマホ事件簿

脳梗塞発見アプリで「AppleWatch」に脚光?

2015.11.30 MON


Androidユーザーからは「凄いなー!Androidでも是非!」という声も ※この画像はサイトのスクリーンショットです
慶應義塾大学医学部の教授らが11月25日、iPhoneアプリを用いた「不整脈・脳梗塞早期発見プロジェクト」を開始したと発表し、ネット上でも話題となっている。

同プロジェクトに参加できるのは、iOS8.0以降のiPhoneユーザー。不整脈・脳梗塞を早期発見することで、生活の質を守ることを目指した臨床研究だ。Apple社の医療研究支援ソフト「ResearchKit」を用いた無料アプリ「Heart & Brain」で情報を収集することで、疾患の早期発見の可能性を検討する。

同アプリでは、iPhoneやApple Watchのセンサーで収集した心拍数、歩数、運動量などのデータを解析。また、センサーを用いた両腕の筋力や顔面などの運動評価を行うほか、一問一答形式で不整脈や脳梗塞に関するアンケート調査も実施。研究内容に同意すれば、成人なら誰でも匿名で参加できる。

“スマホが医学情報の収集ツールになり得るかを検討する”という目的もあるこのプロジェクト。Twitterには、

「今は精度はアレな感じだけど、時代を切り拓くアプリであることは間違いないと思う」

「これは素晴らしすぎる!! あと、運転中の昏睡状態とかもわかって本部にメールするアプリはどうだろう?命を救えるかな」

「こういうことがいっぱい予測できるようになったら、たとえば熱中症とか、心臓発作とか突然死と言われるものが減るといい。次は正確な血圧が測れるようになると、ぐっと予防ができるようになると思う」

など、今後の展開にも期待を込めた歓迎の声が多数投稿されている。また、別角度からの意見として、

「そもそもバイタルサイン(※)を計れる機材を常時身に付けるなんて習慣がこれまで存在しなかったんだし、Apple Watchを身につける意義は高そう」

「Apple Watchの本質はガジェットではなく、医療はじめ様々なサービスの“プラットフォームになる”というところでしょうね」

(※バイタルサイン:呼吸や血圧など生命活動を示す指標のこと)

など、今回のような研究が進めば、ヘルスケアツールとしてApple Watchの価値が高まるはず、という意見もあり、「Apple Watch、初めて欲しいかもと思った(笑)」というコメントまで寄せられている。

これまで、Apple Watchはややブームに火がついていない印象だったが、このプロジェクトにより、ひろく人々の関心を呼んでいる。臨床研究とともに、近未来型のヘルスケアサービスに期待を寄せる人は多いようだ。

(花賀太)

記事提供/『R25スマホ情報局』

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