スマホ事件簿

スマホで車をハッキング「自動運転に不安」

2015.12.17 THU


ネットに接続できるように改造した乗用車をスマホでハッキングする実験 ※この画像はサイトのスクリーンショットです
冷蔵庫や電子レンジといった家電さえもインターネットにつながっている、今の時代。将来的には自動車をネットを介して操作できる、ということもあり得る話だ。しかし、ネットと接続された乗用車がスマートフォンを使ってハッキングできることが実証実験で明らかになり、物議を醸している。

広島市立大大学院の井上博之准教授(情報工学)が、インターネット接続機器を取り付けた国産乗用車を用意し、スマートフォンを使ってハッキングを試みる実験を実施。報道によると、遠隔操作で窓を開閉させたり、速度表示を変更したりできたのだという。また、走行不能にすることも可能とのことだ。

国産車がハッキングできたのは今回の実験が初めてのこと。現在、市販されている国産車に、車を制御する内部システムとネットを接続するものはないが、場合によっては大きな事故にもつながりかねない。そのためツイッターでは、

「こういうセキュリティ問題は家電のネットワーク化から言われているが、ほとんど何もしていないからな」

「これは怖い。未来は交通事故の原因が複雑になりますな」

などと、将来的に起こりうる事故・事件を心配する意見が寄せられている。

また、実用化に向けて動いている「自動運転」についても、

「政府は2020年を目途に自動運転の実用化に動いているが、その基盤としてネット接続も検討しているなら、この実証実験は予防措置を考える上で有意義だ」

「『現在の国産車では問題無し』だろうけど、自動運転を目指した末の『未来の車』だとどうなるんだ!?」

「真に怖いのは自動運転車が増えてきてからだな」

といった不安の声が上がっている。

インターネットを活用した技術はどんどん進化していくが、それと同時に様々な問題が付随してくるのも事実。技術革新とともにセキュリティ面の心配が大きくなるのは間違いないなさそうだ。

(小浦大生)

記事提供/『R25スマホ情報局』

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