スマホNEWS&TOPICS

街中で無料充電可なシティチャージとは

2016.01.11 MON


『シティチャージ』は、高さ約3.8mで、幅約2.5m×奥行き約37cmのパネルを装着している。太陽光パネルの発電容量は95W。LED照明を搭載しており、夜間は照明としても利用されている ※画像はスクリーンショットです
2015年10月7日に、東京タワーに設置された「シティチャージ」をご存じだろうか。太陽光パネルで発電する電気を使い、スマートフォンなどを無料で充電できる設備のことだ。ニューヨークやサンフランシスコでも設置されているのだが、日本で初めて導入されたこともあり、新聞やネットメディアで取り上げられ話題となった。

シティチャージでの充電は、一度に3人まで。発電した電気を蓄電池に溜めるので、夜間や雨の日の利用可能。蓄電池が満タンならば、60人が15分ずつ充電できるという。

iPhoneのLightningコネクタやアンドロイド端末のmicroUSB(タイプB)だけでなく、USBやフィーチャーフォン用端子など、計6つの接続端子を有しており(これを1セットとして、3セット)、国内で流通しているほぼ全ての端末を充電することができるのもポイントだ。

15分は短いと感じるかもしれないが、実際に使うと電池容量の15〜20%は回復する。充電が切れてしまったり、充電の残りがほとんど無くなってしまったりした場合の駆け込みスポットとしては非常にありがたい設備といえるだろう。

設置から3カ月、東京タワー以外にも設置は進んでいると嬉しいところだ。そこで、取り組みを企画した東京都環境公社の稲垣憲治さんに現在の状況を聞いた。

「東京タワーでの設置以降、10月31日に虎ノ門ヒルズ、11月26日に遊園地のとしまえんに設置しました。東京タワーでは外国の方を含めた旅行者、虎ノ門ヒルズではオフィスワーカー、としまえんでは学生や家族連れを中心にご利用いただいています」

現在設置されているシティチャージは都内に3カ所。個人的にはもっと増やしてほしいところだが…。

「現在設置している3か所の利用状況を見て、設置拡大を考えていきたいと思っています。だた、検証の段階ですので、いつまでに何カ所という目標は掲げていないんです」

実は、シティチャージの設置には、「自然エネルギーを身近に感じてもらう」といった理由もあるのだという。

「外国人観光客へのおもてなしや非常用電源といった効果もありますが、やはり私たちとしては、自分の携帯電話に太陽によるエコな電気が充電されることを実感してもらうことで、環境を考えるきっかけにしてほしいと考えています」

利用者の利便性とエコロジーの推進を両立できる取り組みということから、関心を持った全国の自治体や民間企業からの問い合わせも多い。なかには、中国やカザフスタンといったそうだ。

「今後、利用者の声を聞きながら取り組みを改善していきたい」とのこと。同様の設備が日本中に広まって、2020年の東京オリンピックが開催される頃には、以前の公衆電話のようなインフラになっていると嬉しいな〜。

(コージー林田)

記事提供/『R25スマホ情報局』

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト