スマホ事件簿

デジタル教科書導入 賛否分かれる

2016.03.08 TUE


デジタル教科書となったら、どんな授業が展開されるのだろうか? ※この画像はサイトのスクリーンショットです
文部科学省が、2020年をめどに全国の小・中・高校に、タブレットを使った「デジタル教科書」を導入する方針であることが判明。賛否の声があがっている。

これは3月4日にNHKが報じたものだ。デジタル教科書について、文部科学省は有識者会議を設けて検討してきたが、これを導入する方針が固まったとのこと。子どもたちには1人1台ずつ端末を用意することを想定しているが、当面は「紙」と「デジタル」が併用されるという。

東京都荒川区、佐賀県武雄市、岡山県備前市など、すでに小中学校の全生徒にタブレットを用意している自治体は存在する。ニュースサイト「InternetWatch」は3月4日、東京都杉並区立天沼小学校で行われているタブレット活用授業の様子を紹介し、

「多くの児童はキーボードで慣れた手つきで入力している」

「児童は、文章を書く機会が増えて文章力が高まり、『卒業文集を作る時間が半減した』」

と、その効果を述べる一方、

「(端末を学校に置いていかねばならず、アクセスもできなくなるため)卒業すると同時に学習ログは消えてしまう」

「デジタルペンを粗雑な扱いをする例もあった」

など、デジタル教科書の課題も提示。同校の校長の「自分の手を使って鉛筆で書く作業は欠かせない」というコメントも紹介している。

これだけデジタル製品が世に出回るなか、デジタル教科書導入のニュースに関心を抱く人は多いようだ。ツイッターには、

「タブレットの操作も慣れるし、良いのではないでしょうか」

「黒板要らないね。黒板に書く時間も無駄だけど、それを書き写す時間も無駄。もっと、授業時間は有意義に使うべき」

「全ての学校機関は教科書をタブレット化してほしい。教科書の持ち運びが楽になるし忘れ物ぐっと減ると思う」

と、これを歓迎する声があがる一方、

「いやいや、絶対紙の方がいいって。俺だったら2、3画面は欲しくなっちゃう」

「タブレットなんて2年周期で変えないと性能的に間に合わないんだし景気が良い時でもないと厳しいんじゃないかなあ」

「タブレットで教科書とかすぐぶっ潰すに決まっとるやん」

「サポートどうすんだよ。社会人のおっさんに使わせてもトラブルだらけなのに」

など、様々な理由での反対意見も登場。これからの日本を支える児童や生徒にとって何が最も効率的な教育ツールとなりうるか、採用方法の模索が必要となりそうだ。

(金子則男)

記事提供/『R25スマホ情報局』

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