スマホ事件簿

京大が「めんどくさいモバゲー」開発

2016.05.19 THU


「制作者ですら途中でスマホを投げ出したくなるめんどくささ。。。」だという ※この画像はサイトのスクリーンショットです
京都大学が5月13日、2015年に中高生向けに開設したモバイル版ゲーム型サイト「探検!京都大学」内で、新しいゲームコンテンツを追加。なんとも“めんどくさい”ゲームとしてネットで注目を集めている。

もともと京大は、2014年10月の山極壽一総長就任をきっかけに「主体的に仕掛けるブランド戦略」をすすめており、その一環としてスペシャルサイト「探検!京都大学」を開設。「フィールドワーク」スタイルで、「惑星 京都大学」を探検しながら、大学の全体像やユニークな研究内容、研究者などをわかりやすく、かつ楽しく理解してもらうことを目指している。

今回新たに公開したゲームはすごろく形式で、京都大学が創立以来大事にしてきた「回り道」の精神から着想を得たもの。京大によると「めんどくさい」ことを楽しめるユーモアこそが将来イノベーションを起こす人材に必要な素質のひとつであるという考えに基づいている。

ユーザーは最初にニックネームを決め、性別、文系か理系かを選ぶと、アバターが登場。京大内の建物、研究者、研究ストーリーなどが散らばった「惑星 京都大学」を探検する。

コマを進めるうち、京大に関するマニアックなクイズや「こじらせ」系のキャラクター、防ぎようのないトラップなど、次から次へと「めんどくさい」仕掛けが登場。それらを乗り越え、クリアを目指す内容になっており、ゲームを通して、ユニークでディープな京大ワールドを知るだけでなく、すぐに答えが見つからない「めんどくささ」を「楽しい!」と思える体験を提供するという。

京都大学公式Facebookでは、ゲームに登場するユニークでクセが強すぎる「とことんめんどくさいキャラクター」を紹介。このゲームのめんどくささをもっとも演出しているキャラとして「神イカ京」と「こじらせゴリラ」の生態や行動パターンが解説されているのだが、読めば読むほど「コイツ、めんどくさっ!」と言いたくなるキャラなのだ…。

Twitterでは、

「わははは。京大っぽいゲームだ」
「うわ、めんどくせー」

と、ゲームをプレイする前から「めんどくささ」を感じとる声があるほか、早速ゲームを試した人からは、

「とことんめんどくさい、ひたすらめんどくさいゲームでしたね(ほめ言葉)」

との感想もあがっている。

編集部でもプレイしてみたが、「スタートへ戻る」のマスが多く、なかなか進まずイライラ。しかも、京大に関するマニアックな質問のため、「そんなこと知らないし!」とキレたくなることも…。

なお、動作はAndroidスマートフォン、iPhone(iPhone 5以上を推奨)で検証済みとのこと。ネット検索ですぐ答を見つけることに慣れている人も多いと思われる現代。中高生以外でもネット上でフィールドワークを楽しんでみると、京大がユニークな人材を次々に輩出する理由が少しはわかるかも?
(花賀 太)


記事提供/『R25スマホ情報局』

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