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ピンチ! スマホの「パスコード」忘れた時の対処法

2016.05.25 WED


ロック解除コードを忘れると、スマホを操作できずデータをすべて消さなければならないことも。対処法を確認しておきましょう
連絡先などの個人情報や、他の人には見られたくない写真やデータが詰まっているスマホ。重要なデータを守るため、ロック機能を使っているという人も多いのではないでしょうか。

安全にスマホを使用するためには不可欠な機能ですが、もしも解除コード(パスコード)を忘れてしまったら、スマホはもちろん内部のデータが利用できなくなってしまいます。万が一、そのような状況に陥ってしまったら、一体どうすればいいのでしょう? もしもの時に慌てずに済むよう、その対処法をチェックしておきましょう。

●iPhoneの場合の対処法


普段からPCやMacでiTunesでの同期を利用している人なら、初期化前にバックアップをとって、ロック前の状態に復元できます。また、iCloudのバックアップと「iPhoneを探す」を有効にしている人も、アプリや設定など多くのデータは復元可能です。ただし、iTunesやiCloudで同期やバックアップを取っていない場合は、データを戻す方法はありません。こまめにバックアップを取るようにしましょう。

PCやMacのiTunesにつないで同期やバックアップを取っている人は、まず初期化前にバックアップを取りましょう。iPhoneを普段使っているiTunesに接続し、「概要」の画面から「このコンピュータ」を選択、手動でバックアップ/復元の「今すぐバックアップ」を押してバックアップを取ります。次に、「概要」の画面上にある「iPhoneを復元…」を開始して少し待つと、iPhoneの初期化の処理が終わったあとに、バックアップデータの復元を指示されます。先ほどiTunesでとったバックアップ内容を選んで復元しましょう。作業が完了すると、ロックのみ無効にした元のままのiPhoneを引き続き利用できます。

iTunesは使っていないが、iPhoneの「iCloudバックアップ」および「iPhoneを探す」をオンにしている場合は、iPhoneを初期化したうえで、iCloudバックアップに対応したアプリや設定について、直近でバックアップを取った状態に復元できます。

まずはPCのブラウザで「iCloud」にアクセス。サインインしたら「iPhoneを探す」を選択し、地図が表示されたら「すべてのデバイス」でiPhoneを選択。後は画面右上に表示されるウィンドウで「iPhoneの消去」を選択するとデバイスの初期化が完了します。その後のセットアップ時に、iCloudに保存されているバックアップを復元しましょう。

ただし、音楽などのデータは改めて購入履歴の認証やダウンロードが必要になるほか、iCloudにバックアップをとれなかった写真や動画、アプリなどのデータは消えてしまうので注意が必要です。

もし、PCにiPhoneを接続したことがなく、iCloudも使っていないなら、すべてのデータを諦めるしかありません…。その場合は「リカバリモード」を使って初期化を行います。電源を切った状態で、本体右上の電源ボタン(スリープボタン)と画面下のホームボタンを同時に10秒以上長押しし、iTunesへのケーブル接続を案内するリカバリモードの画面が表示されたら離します。次に、USBケーブル(Lightningケーブル)でPCに接続し、iTunesの「iPhoneを復元」ボタンから、iPhoneを初期化してください。

●Androidの場合の対処法


Androidの場合、ロック解除コードを無効にするには本体を初期化する必要があります。iPhoneと違って、一部の例外を除いて本体の内蔵ストレージに保存しているアプリやファイルのデータを救出することはできません。

ですが、Googleアカウントとの同期に対応している連絡先やスケジュールなどのデータは、初期化後に引き継ぐことができます。また、SDカードに保存している写真や動画もPCなどで抜き出すことができます。ただし、利用している人は少ないと思いますが、SDカード全体を暗号化して使っている場合はデータを抜き出すことができません。

次に初期化の方法ですが、PCのブラウザから「Android デバイス マネージャー」を使って行います。ただし、これには事前設定が必要。「Google設定」内にある「Androidデバイスマネージャー」を選択し、さらに「リモートでのロックとデータ消去を許可する」にチェックしておけば、万一の時にも自分でデータ初期化が可能です。2013年以降に発売されたAndroidスマホの多くは標準で有効になっていることが多いのですが、念のため確認しておきましょう。

「Androidデバイスマネージャー」を使った初期化ができなかった場合は、各キャリアのショップで初期化してもらうことをおすすめします。SIMフリースマホの場合は、購入端末のメーカーに問い合わせましょう。

ちなみに、Android 4.4以前のスマホでは、ロックがパターン認証の場合に限り、繰り返しロック解除に失敗すると、Googleアカウントのメールアドレスとパスワードを使ってロック解除できる画面が表示されます。ただし、パスワード認証を使っている場合や、Android 5.0以降のスマホでは、この方法でロックを解除できません。

なお、Android 5.0以降のスマホの多くでは、「Smart Lock」機能が搭載されています。この機能を設定すると、自宅など指定した場所にいるあいだや、指定したBluetooth機器とつながっているあいだはロックが解除されます。もしもの場合に備えて、事前に設定しておくと良いでしょう。

いつも使うスマホだからこそ、忘れにくいパスコードを設定しておくのが第一ですが、万一初期化をしなくてはならない時に備えたバックアップの準備も、しっかり行っておきたいものですね。

(島徹)


記事提供/『R25スマホ情報局』

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