スマホ事件簿

京都でUberの自家用車サービス開始…賛否は?

2016.06.04 SAT


“アマチュア”が運転するUber。アナタは利用してみたい? ※この画像はサイトのスクリーンショットです
京都府京丹後市丹後町で、配車アプリ「Uber(ウーバー)」を利用した有料配車サービス「ささえ合い交通」が5月26日からスタート。過疎地域の足を確保する取り組みに注目が集まっている。

丹後町は、京都府のほぼ最北端に位置する人口5500人ほどの町。過疎化と高齢化が同時進行する丹後町は、2008年にはタクシー会社が撤退してしまい、路線バスも1日十数本しか走っていないため、住民の移動手段の確保が問題となっていた。そこで丹後町が注目したのがUberだ。

アメリカでスタートしたUberは、一言でいえば「自家用車タクシー」サービスだ。ユーザーは、スマホにアプリをダウンロードして個人情報などを入力し、後は乗りたい場所と時間を指定するだけ。すると、近くにいるドライバーに連絡が行き、その後は通常のタクシーと同様、目的地に着いたら料金を払えばよい。

ただし、海外では一般人がドライバーとして運転しているが、日本では「自家用車」による営業行為は禁止されており、これまでタクシー配車サービス事業しか行われてこなかった。しかし丹後町は国の認可を受け、Uberのシステムを利用した自家用車の配車サービス「ささえ合い交通」をスタート。ドライバーは、二種免許保有または国交省大臣認定講習の受講修了したドライバーに限られているという。

ドライバーが限定的であるものの、Uberの本来の強みである「自家用車配車サービス」が日本で正式にスタートとするとあって、ネットユーザーの関心度は高く、ツイッターには、

「過疎地は本当に『今』必要な仕組みだろうな」
「白黒判断ではなく、適した場面を探すことが重要」
「受け入れやすい方法に変えてのサービスに感心」
「素晴らしいね。コミュニティバスとの相性はめっちゃいいと思う」

など期待の声があがっているが、

「こういう形で合法的白タクを容認して本当に大丈夫なのか?」

と、タクシー業界との兼ね合いを不安視する声も寄せられている。

丹後町の取り組みの成否が担う役割は、非常に大きいものになりそうだ。
(金子則男)


記事提供/『R25スマホ情報局』

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト