スマホNEWS&TOPICS

水没、画面割れ…「モバイル保険」元取る故障頻度は?

2016.06.18 SAT


月々700円で3台まで万が一の事態に備えられる。転ばぬ先の杖となりそうだ
モバイルデバイス全盛のこのご時世、スマホとタブレットの2台持ちという人も珍しくない。便利な反面、怖いのは故障したときの修理代だ。そんななか、5月中旬に月700円で最大3台分の補償が受けられる「モバイル保険」が、さくら少額短期保険から登場。保険会社が提供する“モバイル端末用保険”とはどのようなサービスなのだろうか。

■水没もOK! 年間10万円までの修理費用を補償


「『モバイル保険』は国内で初めて個人に紐づく保険として、スマートフォンやタブレット、ノートパソコンといったモバイル端末、IT機器の修理費用を年間10万円まで補償します」(モバイル保険広報事務局・瀧本祐子さん)

Wi-Fi、Bluetoothで接続できる端末なら携帯ゲーム機やスマートウォッチなどでもOKで、3台のうち1台を主端末、残り2台を副端末として設定。主端末の場合は最大10万円、副端末の場合は最大3万円まで修理費用として支払われる。

通常の故障はもちろん、過失による水没や盗難、修理不可(※)という場合でも補償の対象となる。
(※修理不能の場合、主端末なら購入金額か2万5000円のいずれか低いほう、副端末〈2台合計〉なら購入金額か7500円のいずれか低いほう)

個人に紐づく保険なので、価格が安いネットショップ等で購入したスマホでも登録すれば同様の補償が得られるというのもユニーク。対象は「日本国内で販売されたメーカー、キャリア純正の製品(日本法人を設立している日本国外メーカー含む)」とのことなので、実機を量販店等でチェックして、実際にはネットショップで購入、なんて人に向いている。

ただし、「購入後1年未満の端末」であることが加入条件となるので注意が必要だ。

■1年で複数回画面が割る人にはおトク…!?


これまでは、キャリアや家電量販店が独自の補償サービスを提供し、必要な人は端末ごとにオプションで加入というスタイルが一般的だった。内容にもよるが、1台380~650円ほどかかるため、モバイル保険で3台までまとめることで安く収まるという人は多いだろう。

とはいえ、どの程度“壊す”人だと元が取れる計算となるのだろう? iPhone 6sを使っている場合について、編集部で独自に計算してみた。

○iPhone 6s「画面が割れた」場合
・修理料金(Apple Care+に未加入):1万4800円/回
・1万4800円÷700円(月々の加入金額)=21.1カ月

つまり、2年間1度も画面を割らない人なら保険に加入するよりもメーカー修理の方が安上がりだが、それ以上の頻度で割る人はおトクという計算に。3台分の補償と考えれば、比較的ありえそうな数字だ。また、水没時の計算もしてみると…、

○iPhone 6s「水没で故障した」場合
・修理料金(AppleCare+に未加入):3万4800円/回
・3万4800円÷700円(月々の加入金額)=49.7カ月

という結果となる。平均買い替え年数は4年近くといわれているが 、この間の事故であれば十分に元が取れる。ちなみにスマホ以外もOKということで、プレイステーションポータブル(以下、PSP)を副端末として設定した場合も計算したところ、以下のような計算となった。

○PSP「落下・衝撃による本体破損など」の場合
・修理料金(アフターサービス料金):9720円/回
・9720円÷700円(月々の加入金額)=13.8カ月

1年で最大3万円まで補償されることを考えると、3回まで修理可能だ(壊しすぎだが…)。複数台持ちはもちろんのこと、1台しか持っていない人でも、年に何度かトラブルに見舞われる人にはうれしいプランとなりそうだ。

Wi-FiでつながるIoT デバイスが増えている昨今、補償サービスの在り方も進化していくのかもしれない。

(空閑叉京/HEW)


記事提供/『R25スマホ情報局』

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト