本物と同じ「件名」「差出人アドレス」、ZIPファイルも添付

ヤマト運輸を騙る不審メール 巧妙さにネット騒然

2016.07.01 FRI

噂のネット事件簿


不審メールは“ホンモノ”も認める巧妙なものだったよう ※この画像はサイトのスクリーンショットです
6月28日、ヤマト運輸を装った不審なメールが来ているとの情報がツイッターに登場。ヤマト運輸も注意を促す事態となり、ネットが騒然となっている。

ツイッターに寄せられたのは、

「ヤマト運輸の荷物お知らせメールにzipなんて付くわけない…よね?念のため伝票番号をアプリで調べてもエラーだったので速攻削除。皆様もお気をつけ下さい」
「ヤマト運輸からのメール。いつも来るのと違うアドレスに来たからおかしいな?と思って伝票番号から検索したら該当なし。やっぱり架空メールみたい」
「クロネコのフリしたフィッシングだかウィルスだかのメールが来たね。宛先が自分じゃないしzipファイルを添付しちゃってる辺りが甘い」
「クロネコヤマトからZIP付きのメール来たけど本物か?」

といった投稿。これらのツイートを見ると、不審なメールは28日から29日にかけて一斉送信されたとみられ、その内容は、ヤマト運輸の届け物のお知らせを騙るものだ。その後、問い合わせが殺到したのか、ヤマト運輸からは、

「不審メールにはZIP形式のファイルが添付されていますが、ヤマト運輸からお送りしているメールには添付ファイルはありません。絶対に添付ファイルを開かず、削除いただきますようお願いいたします」

と、アナウンスされた。不審メールには、ヤマト運輸の「お届け予定eメール」と同じ「件名」や「差出人アドレス」が表示されているとされ、かなり厄介な代物だったようだ。

ツイッターを見ると、

「うちも来た!添付ファイルが怪しかったので消したけど」
「ヤマト運輸のウイルスメールうちにも来たわ。怪しくて開けなくてよかった」
「ヤマト運輸からの商品お届けメール。 添付にzipファイル。 覚えがないので、表示されている伝票番号を ヤマト運輸のホームページで検索。 『番号誤り』と出た。偽物と確信!」
「本物のヤマトさんからのお知らせメールには、添付ファイルはついてません」

など、大多数の人は注意喚起のおかげか、被害を未然に防ぐことができたようだ。しかし一部には、

「うかつに添付ファイルクリック zipファイル開いてもた」
「添付ファイルをクリックして、嫌な予感がして慌てて削除したけど大丈夫かなぁ」
「届く予定日だっただけに、メールを開いてしまった…とりあえず何もないけど、気をつけましょう!」

と、ファイルを開いてしまった人も…。7月1日8時時点では、クリックしたことによる具体的な被害報告は寄せられていないが、「怪しげなファイルは開かない」という“鉄則”は、いま一度確認しておいた方がよさそうだ。
(金子則男)

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