「RTした人も同罪では?」と非難の声も

「ライオン逃げた」とデマ投稿 男逮捕にネットの反応は?

2016.07.23 SAT

噂のネット事件簿


「ライオンが檻から出たと嘘をついたら自らが檻に入れられた」と皮肉な投稿も ※この画像はサイトのスクリーンショットです
今年4月に起こった熊本地震直後、Twitterで「地震で動物園のライオンが逃げた」などと、まったくのデマを投稿し、動物園の業務を妨害したとして、7月20日に20歳の男が逮捕された。ネットでは衝撃とともに議論が巻き起こっている。

報道によれば、災害時にデマを流し業務妨害をしたとして逮捕されるのは全国初。投稿後、熊本市動植物園には問い合わせの電話が殺到し、通常の業務を遂行できなかったばかりか、「ライオンのせいで避難できない」という相談が警察にも数多く寄せられたようだ。男は警察の取り調べに対して「悪ふざけでやった」と供述し、容疑を認めているという。Twitterでは、

「まさかの神奈川県の20歳の大人だなんて! 大人じゃなくて『20歳児』ですね……」
「隣の席の友達を脅かす程度のウソ、悪ふざけもネットで拡散されたら事件になる」
「非常時に付け込んでこういう悪ふざけする奴らってまさに不謹慎」
「見る人が見ればネタだけど、災害時って時点でたち悪すぎ」

と容疑者への非難の声が寄せられた。一方で、

「RTした人も同罪では?『信号機』『道路』『車』を見れば日本じゃないことはすぐ分かる」
「ネットには真偽の分からない話もある、裏も取らずに拡散するのもアレやけど、デマと分かってながら、自分の考えで拡散する確信犯も同罪やけど…」
「これってなにも考えずにRTした2万人以上の連中も同罪ちゃうの?」
「SNSの使い方について考えさせられる。拡散した人間も罪の意識はないかもしれないけど同罪」

と、信ぴょう性に乏しいツイートを拡散した人も同罪だとする意見も目立った。さらに、

「こういうニュース、小中学生向けにITリテラシーの教材として使ったらいいよね」

と、デマツイートとその拡散を予防するための対策を論じるユーザーも。

今回の事件は、悪ふざけのつもりで行った投稿でも逮捕される可能性、そして、情報の受け手も真偽を正しく判断する「リテラシー」が問われることをユーザーに知らしめたようだ。
(山中一生)

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