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手口が巧妙に! 最新スマホショッピングの“詐欺”手口

2016.08.04 THU


ワンクリック詐欺や偽のセキュリティ警告など、あとを絶たないネットの詐欺。近年では、スマホユーザーを狙った詐欺商法も増えているという。なかには、買い物をするつもりでクレジットカード番号を不正サイトに入力してしまい、被害に遭っていた…なんてことも。こうした詐欺の被害に遭わないために、スマホでのショッピングでは何に気をつけるべきか? トレンドマイクロのシニアスペシャリスト・森本純さんに聞いた。

「サイバー犯罪者が狙うのは、クレジットカードの情報やSNSのアカウント情報など、“金銭的な利益につながる”情報です。とくにスマホでのショッピングを狙った詐欺では、友人のSNSを利用したり、大手ブランドの名を騙ったりするなど、“信頼”を悪用する場合が多いので要注意! アクションを起こす前に信頼できる情報か、一度精査することが大切です」(森本さん、以下同)

森本さんによると、ネットショッピングをする客を不正サイトへ誘導する手口は、主に3つあるという。

■友人の投稿を装う“SNS投稿”

FacebookなどSNSのユーザーアカウントを乗っ取り、友人向けに偽のセール情報などを勝手に投稿することで、不正サイトへの誘導を促す。投稿する際、友人をタグ付けすることで、その友人のタイムライン上にも不正な投稿を表示させ、被害を拡大させることもある。近年では、サングラスの有名ブランドを偽る不正ページが登場した。

■大手会社を名乗る“メール”

クレジットカード会社や銀行、大手通販会社などからのメールを装い、もっともらしい文面で、巧みにリンクをクリックさせる。接続すると、本物のサイトと区別がつかないように偽造されたサイトが表示され、クレジットカード番号や口座番号などを入力するよう促される。リンクURLも本物サイトと同じものを表示させるなど、偽サイトかどうか見分けがつかないことも。

■特別情報で誘惑する“ポップアップ”

スマホでサイトを閲覧中、突然「●●に当選しました」「●時間内の特別セール」など、ユーザーに“特別感”を持たせる情報をポップアップで表示。OKボタンを押すと、自動的に不正サイトにアクセスする。「商品引き渡し」などを名目に、金銭につながるような個人情報を入力させる。

「“おいしい”話に飛びつくのではなく、怪しいと思ったら、“送信元”として表示されている会社や友人に、その投稿やメールの内容が信じられるものであるかどうかを電話で直接聞くなど、別の手段で確認してみましょう。また、知らずに不正サイトにアクセスしてしまったり、そこからさらなる被害をうけたりしないためにも、OSやSNSのセキュリティ機能を把握し、あらかじめ設定しておくことが、詐欺の予防につながります」

不正サイトにアクセスしないようにするためには、スマホ向けのセキュリティソフトを入れる選択肢もある。さらにFacebookなどのSNSでは、友人の投稿に自分がタグ付けされたら、その投稿を自分のタイムライン上に表示することを許可するかどうかチェックする機能をONにしておくことが、被害の拡大を抑えることにもつながるという。スマホを便利に楽しく使っているつもりが、気づかぬうちに詐欺に巻き込まれていた、なんてことにならないよう、いますぐできる対策からはじめよう。

(村部春奈/H14)

【取材協力】

トレンドマイクロ

http://www.trendmicro.co.jp/

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