スマホグッズ探偵団

バンド部にハイテク機能を凝縮した腕時計

2016.08.12 FRI


今では珍しくなくなった腕時計型のウェアラブル端末。1 日の活動量を計ったり、スマホへのメールや電話の着信を通知したりしてくれるので、活用している人も多いかもしれません。その一方、いかにもガジェット然とした形状が気になり、購入をためらっていた人も多いのでは?

「もう少し、見た目が普通の腕時計ならいいのに…」。そんな声に応えるがごとく発売されたのがソニーの 新規事業創出プログラムから生まれた『wena wrist』です。

『wena wrist』は、一見するとメタルバンドのオシャレな腕時計。文字盤はアナログで、シンプルなThree Hands(三針)モデルとクロノグラフモデルが存在します。スーツにも違和感なく馴染む3針モデルは、ビジネスシーンにもぴったり。また、クロノグラフのスポーティーさはカジュアルな装いとも相性が良さそうです。

時計の顔となるヘッド部を含め、 本体デザインは腕時計のデザイン実績のある社内デザイナーが担当。クオーツ式のヘッド部の設計・製造はシチズンによるもので、実はそこにウェアラブル端末としての機能は、入っていません。ウェアラブル端末の部品は、バンド部のみに集約されている思い切った構造が特徴で、バンドを構成する一番大きなピースに基板やバイブ、アンテナなどの基幹部品を収め、別の2つのピースにはバッテリーを内蔵しています。

さて、肝心の機能ですが、『wena wrist』では、「持ち物を減らし、身軽なライフスタイルを提供」するために、むやみに多機能を追い求めず、「電子マネー機能」「通知機能」「ログ機能」の3つに機能を厳選しています。

「電子マネー機能」は、フェリカネットワークスの「おサイフリンク」アプリをインストールしたiPhone で使うことができる機能。楽天Edy、iD、QUICPay などの電子マネーサービスに対応し、時計のバンド部をリーダーにかざすだけで支払いが完了します(Android 端末では設定不可、ただし、ソニーFirst Flightのオンラインショップにある「楽天Edy 初期設定代行サービス(有料)付き商品」の購入で利用が可能に)。

「通知機能」は、wena wristの専用アプリで必要な通知だけを選んで、それぞれの振動パターンやLEDの色を指定。その振動とLEDにより、メール受信やSNS更新に加え、特定の人からの着信も通知します。

「ログ機能」は、日々の活動量を記録する機能。一日の歩数や消費カロリーなどは、専用アプリから確認できます。一日の目標歩数を設定すれば、現在の達成度なども見ることができます。

日常の使い勝手ですが、バンド部の機能を使うための充電時間は約1.5 時間で連続動作時間は約1 週間。ちなみに、ヘッドのアナログ時計はボタン電池で駆動するので、Three Hands(三針)モデルで3年、クロノグラフモデルで5年動作します。また、ヘッド部は3気圧防水に、バンド部はIPX5 / IPX7防水に対応するなど、普段使いの時計として必要十分なスペックを有しています。

腕時計が長年培ってきた伝統的なスタイルを大事にしながら、新しいテクノロジーも身に着けたいという人に向けたアイテムです。

(コージー林田)『wena wrist』(ソニー/価格:4 万6224 円~7 万5384 円)

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