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スマートウォッチはApple Watch 2、Android Wearどっちがいい?

2016.09.27 TUE


9月16日(日本時間)に販売が開始された、アップルの新型スマートウォッチ「Apple Watch Series 2」(以下、Apple Watch2)。より安価なモデルが用意されたことやSuicaにも対応予定であることなどで、同日発売のiPhone 7とともに話題となった。

一方、Apple Watch 2の対抗馬となるGoogle製OS「Android Wear」を搭載したスマートウォッチ勢も、このところ活発な展開を見せている。たとえば20日にはFOSSIL、DIESEL、EMPORIO ARMANI、kate spade new yorkといった時計ブランドを持つフォッシル・ジャパンが、新たなスマートウォッチの発売を発表。秋から冬にかけて、DIESELやEMPORIO ARMANIのデザインを活かしたスマートウォッチが続々と登場する予定だ。

そこで気になるのは、Apple Watch 2とAndroid Wear OSを搭載したスマートウォッチ(Android Wear端末)の違いだろう。以下、ポイント別に両者の特長を解説しよう。

●より「時計」らしい外観で選ぶなら「Android Wear端末」

アップルが製造・販売を行うApple Watch 2に対し、Android Wearを搭載したスマートウォッチは、複数のメーカーから発売されている。そのため、単純なハードウェア性能の比較は難しいが、時計型端末として考えた場合、もっとも大きな違いとなるのが文字盤(フェイス、ダイヤル)の形状だ。角型のみのApple Watch2に対して、最近のAndroid Wear端末の文字盤は円型が主流。ベゼルやラグといった構成パーツのデザインも、Android Wear端末なら多様に選べるのは大きなメリットだろう。

●お財布替わりにもなる「Apple Watch2」  GPS機能など基本性能も十分

Apple Watch 2のハードウェア性能で、特に魅力的なのがNFCチップと指紋センサーの搭載によりモバイル決済「Apple Pay」に対応する点。サービススタートは10月下旬だが、Suicaや各種クレジットカードの情報を保存し、Apple Watch 2をかざすことで電車に乗ったり買い物をしたりできる。これは、現在日本国内で発売されているAndroid Wear端末にはない、まさに同端末ならではの魅力だ。

心拍センサーやGPSを搭載しており、単体で活動量やランニングをはじめとする運動の記録ができる点もよいところ。Android Wear端末の場合、機種ごとに心拍センサーやGPSの有無が異なるため、購入の際には注意したい。

●OS性能は互角。単体でネット接続できない点には注意が必要

肝心なスマートウォッチとしての使い勝手では、正直言って甲乙つけがたい。操作手順に違いはあるものの、メールまたはSNSメッセージの確認や簡単な返信、天気予報やスケジュールをチェックするといった、表示できる情報の種類はどちらもほぼ同様。音声認識にも対応しておりApple Watch 2

ら「Siri」、Android Wear端末なら「Google Now」が利用できる。その他の機能に関しても、アプリを追加インストールすればカスタマイズは可能だ。強いていうなら、Android Wear端末のほうが文字盤デザイン関連のアプリが充実しており、有名ブランド時計のパロディなど、より多彩なデザインを楽しめるかもしれない。

ただし、どちらもスマートフォンとペアリングして使うのが前提で、単体ではメールやスケジュールの確認など通信を必要する機能が利用できない点には注意が必要。初期設定済みの端末なら、スマートフォンを経由せずWi-Fi接続で通信が可能になる(Android Wear端末の場合は対応機種のみ)が、あくまでも補助機能の範囲と考えておいたほうがよいだろう。

現状では「好みで選ぶ」程度の差しかないApple Watch 2とAndroid Wear端末だが、Googleが2016年の秋(時期未発表)にAndroid Wearの大幅なOSアップデートを予定しているのは気になるところ。噂では単体での通信が可能になるともいわれているほか、様々な改善が予定されているようだ。

スマートフォンに比べ、いささか地味な印象がぬぐえないスマートウォッチだが、ここ最近急激な進化を遂げているのは間違いない事実。新しいもの好きなら、本格的なブームが来る前にチェックしておいて損はないだろう。

(石井望都郎)

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