IP電話って実はよく知らない…

得するケースはどんな時 ?今は果たして“買い”なのか ?

2004.07.08 THU

インターネット接続にADSLを使うことが普通になってきたが、最近ではこれにIP電話というサービスをつけられるようになった。このIP電話とは何なのか?

IP電話とはインターネット的な技術を利用し電話が使えるシステム。国内なら距離に関係なく、通話料が一定(場合によっては無料)となるのが最大の特徴だ。

ここで一般電話とIP電話の通話料を比較してみよう。まず、一般電話。市内通話なら3分6.4~8.5円程度だが距離が長くなるに従って料金は高くなり、たとえば、東京→大阪なら3分36~80円程度かかる(税別)。一方、IP電話から一般電話にかけると市内通話なら3分7.5~8円程度だから、一般電話とさほど変わらない。けれど、この料金は市内だけでなく全国一律。東京から大阪にかけても、福岡にかけても3分7.5~8円程度という料金設定は同じなのだ。長距離電話をよく使う人にはメリットが大きいシステムと言える。さらに通話相手もIP電話を使っていれば、通話料が完全無料となるケースもある。

また、国際電話も安い。たとえば米国本土へは一般電話だと1分29~60円程度かかるが、IP電話なら2.5~9円程度だ。

ただ、IP電話はプロバイダによって基本料など月数百円程度の固定費がかかることがある。この場合は自分の電話利用状況を見て、通話料で得した分が固定費以上となるか考える必要がある。また、IP電話から携帯電話への通話料はそれほど安くない。多くのIP電話には110番ができない、停電時に使えないなどの欠点もある。

IP電話の音質は一般電話と同等か、少なくとも携帯電話以上。電話機は普通のものがそのまま使えるし、電話のかけ方も同じで、導入するのは簡単だ。長距離電話、国際電話をよく利用する人は今すぐIP電話の導入をお奨めしたい。逆に携帯電話を主に使い、家の電話はあまり使わない、使っても市内通話ばかりという人は導入をあせることはないと言える。 

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