「差し押さえ品」も落札できる!?

「Yahoo!オークション」の意外と知らない “真実”

2004.08.26 THU

1カ月あたりの取扱高が約452億円(04年6月現在)と、名実ともに国内最大規模のオークション・サイトに成長した「Yahoo!オークション」。最近では、東京都国税局が差し押さえ品の公売にヤフオクを利用するなど、その公共性も高まっている。とはいえ、実際にヤフオクを利用している、という人はまだ意外に少ないようだ。

「ガチャポンとかのオタクグッズを買うとこじゃないの?(30歳/会社員)」

「怪しげな物品が出まわる地下マーケットみたいなものでしょ?(28歳/編集者)」

とまぁ未経験者のヤフオク観は、総じてこんなところ。確かに、ニュースでヤフオクが取り上げられる際には、ほぼ犯罪絡みであるため、このようなイメージを抱くのも無理はない。だが、そうしたアングラな実態は、ヤフオクの一部に過ぎないのだ。

そもそもオークション・サイトとは、不用品の交換や売買を行うネット上のフリーマーケットしてブレイクしたシステム。オタク大国日本では、世界でも類を見ないほどコレクターアイテムが充実しているが、実際にヤフオクを覗いてみれば日用品や雑貨類が、コレクターアイテム以上に多数出品されていることに気づくはずだ。

加えて日本のヤフオクは、特に“信頼”に対して厳しいのが特徴。国民性なのか、他国のヤフオクでも導入されている、出品者と落札者が、お互いの取引態度に対しつけるポイント制の“評価”が非常に重要視されており、入金が遅い、メールの文面に誠意が感じられない、といった理由により悪い評価をつけられた人が、激しく淘汰される傾向にある。その厳しい“掟”に戸惑う利用者も少なくないが、個人間の取引をより安全に行う、という点では頼もしいシステムといえるのである。独自の“掟”だって、一度体験すればなんてことはない。まずは、身元のしっかりしたショップからの出品を競り落とすところから始め、ネットならではの賢い買い物術を身につけてみては?

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト