「デジオ」っていったい何だ ?

「音声ブログ」中毒者がこの秋大発生の予感!?

2004.09.30 THU

デジオと呼ばれるネットの新しい遊びの中毒者が増えている。デジオは、大ざっぱな言い方をすれば「インターネットラジオもどき」のこと。どこらへんが「もどき」なのかというと、実はデジオとはただMP3の音声ファイルをwebページに置いただけのものなのだ。いわば音声によるメモ、日記、よくいえば音声ブログみたいなものかな。

乱暴といえば、あまりに乱暴なこの仕組み。さすがにラジオというのははばかられる。そこで「でたらめ」や「でっちあげ」という意味でのデジオと呼ばれている。

デジオの始まりは、4カ月ほど前になる。ある日、漫画家でもあり、映像作家でもあるタナカカツキ氏が、「なまじ絵が描けるばかりに遠回りしてしまった…」という妄言とともに、ひとりボソボソとしゃべっただけの音声ファイルをwebページにアップロードした。ここまでは、まあ、よくある話。芸能人がファンに向かって肉声のメッセージを送ったりするものね。

ただ、タナカカツキ氏の場合は、この単なる「おしゃべり」を毎夜毎夜アップしたところが違っていた。長さ10分~20分程度のおしゃべりファイルをとにかく毎夜毎晩アップし続けた。「デジオナイト」と名前をつけて、あたかも番組のように!(笑)

やがて、コラムニストの胡口桂子さんが「デジオ女学院」という番組を始めた。これで「デジオ」が一般名詞になり、また「デジオって聞くだけじゃなくやるものだったのか!?」と、歴史は動き始めた。続いて大阪の夫婦が送る「どんづまり茶房」が始まり、上記3番組はすでに放送100回を超えている。それ以降も次々に番組が増え続け、なかには吉本興業所属のプロのしゃべり手であるぜんじろうさんや、ミュージシャンの戸田誠司さんの番組などもある。プロ、素人入り交じってのデジオ宇宙は、それ自体が巨大なひとつの番組でもあるのだ。まずは聴いてみよう。すると、いつか話し始めずにはいられないだろう。

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