アノ有名人の私物を買って、社会貢献!?

チャリティーオークションはなぜ豪華商品が出品されるの?

2004.10.14 THU

ヤフーオークションに出品された水島新司の漫画「あぶさん」の登場権が、出品・取り消しされたニュースは記憶に新しい。入札額が2000万円を超えた時点で、「チャリティー目的のファンと先生に迷惑がかかる」との理由で終了したのだが、そもそもネットの「チャリティーオークション」はどんな仕組みで運営されているのだろうか?

まず、出品物を集める方法について。

「企業がCMに起用したタレントに依頼したり、ヤフーがJOC(日本オリンピック委員会)やJPBPA(日本プロ野球選手会)と提携し、選手のサイン入りグッズを提供してもらっています。特に、JPBPAはチャリティーに非常に協力的で、落札代金で新品ボールを購入し、高校野球の初戦敗退校など、お金のないチームにプレゼントしているそうですよ」(オークション事業部・西畑誠さん)。いい話だ…スポーツ選手の豪華商品が多いのも納得。

特に高い人気となった商品は、浜崎あゆみの直筆サイン入りオリジナルジーンズ(116万1000円)や野茂英雄選手の直筆サイン入りBPJキャップ(72万1000円)など。ほか、「RAG FAIRがあなたのためだけに歌ってくれる権利」のような、ユニークな権利モノもある。「商品には、本人がサインを書いているポラロイド写真をつけることが多いですね。“出所”をしっかりさせることで、落札者の信頼もアップすると思います」(西畑さん)という“鑑定書”が付くのは、落札者にはうれしいサービスだろう。

ちなみに、出品期間は1品あたり7日間。オークション終盤でヒートアップするのが常であり、いったん落札したものの払えない…なんてケースもあるそうだ。が、落札者の都合でキャンセルした場合は、IDの「評価」が下がる仕組みになっている。

お宝目当てにオークションが白熱するのは大いに結構。しかし、チャリティーの本意を忘れず、最低限のモラルをもって参加したいものだ。

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト