もう充電切れなんていわせない!

背中に太陽電池を搭載したジャケットが今冬のトレンド!?

2004.10.21 THU

アイル・ビー・バック! と今にも叫びだしそうなイカつい外国人が着込んでいる、このジャケット。そんじょそこらのジャケットとは、ちょっと違う。実はこれ、世界初の太陽電池が付いたジャケットなのだ。

太陽電池といえば、石油などの化石燃料にとって代わるものと期待されている次世代のエネルギー源。太陽がなくならない限り使い放題だし、温暖化の原因となる二酸化炭素も発生しないため、クリーンだという利点がある。しかしその半面、火力や原子力に比べて発電できる電力量が格段に少なく(例えば、太陽電池で日本のすべての電力をまかなおうとすると、日本列島をすべて太陽電池で覆ってもまだ足りないとか)、コストもかかるため広く普及するまでには至っていなかった。

とはいえ、太陽光線さえあれば、どこでも発電できるのはやはり魅力的だ。1954年に発明された当初も利用の中心は、宇宙空間や灯台など送電線の届かない遠隔地。その後一般住宅に転用された。電卓など僕らの身近でも使われるようになるのは、薄膜太陽電池が誕生してからだ。薄膜太陽電池は、従来の結晶シリコン基板型と比べ、軽量でしかもフレキシブル。そんな特徴を最大限に生かし開発されたのが、冒頭の太陽電池ジャケット「Solar SeV」というわけだ。

背中の部分には太陽電池が装着されていて、直射日光なら2~3時間で携帯電話を充電することが可能なのだ。そのほか、USB接続ができるものなら、PDAやデジカメなど何でも充電ができる。またジャケットには30個以上の隠しポケットがあり、電源やイヤホンのコードを隠せるようになっていて、まさにモバイラーのためのジャケットなのだ。「地球に優しい」なんていうとちょっと大げさだけど、電池を気にしないでもいいっていうのは、ホント画期的ですよ。あなたもこの冬1着試してみてはどうです?

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