あたたたたたーっ!

パチスロ機や携帯着信ボイスでいま『北斗の拳』が大ヒット

2004.11.11 THU

80年代に『週刊少年ジャンプ』誌上で連載、一大ブームを巻き起こした人気コミック『北斗の拳』。ケンシロウやラオウをはじめ、強烈な個性を持った「漢」たちの熱き戦いの物語は、当時の少年たちを大いに熱狂させた。

あれから十数年。少年から大人へと成長した男たちの間で、再び『北斗の拳』がブームとなっているという。昨年10月にパチスロ業界最大手・サミーが投入したパチスロ機『北斗の拳』は、発売からわずか半年で受注台数60万台を突破するという史上空前の大ヒット商品に。今やどこのホールでもケンシロウの「あたたたたたーっ!」という雄叫びがこだましている状態だ。

「マシン上部の液晶画面で、原作のストーリーや世界観をできるだけ忠実に再現しました」(サミー広報・中村氏)というが、本当にそんなに盛り上がっているのだろうか。パチスロに詳しいライターのグレート巨砲氏に話を聞いてみた。「入っていないホールを見たことがないぐらいの人気ですよ。最大の見せ場はケンシロウとラオウが闘うシーンでしょう!」。原作を知らない世代が、これにハマってからコミックを買いに走るというパターンも多いようだ。

また、このブームはモバイル業界にも波及している。各社が同作品の着信ボイスや待ち受け画像を配信するサイトを立ち上げ、いずれも大ヒット。その一つが、新潮社が運営する携帯サイト「ケータイ☆バンチ」だ。同社が発行する『週刊コミックバンチ』に『北斗の拳』の続編、『蒼天の拳』が掲載されていることもあり、ケンシロウやラオウなど人気キャラクターの着信ボイスを配信している。「やはり人気は根強いですね。いまだにダウンロード数が一番多いのは『北斗の拳』関連のものです」(同サイト編集長・三辺氏)。

携帯が鳴るたびに漢魂を呼び起こされるというこれらの着信ボイス。これさえあれば、「強敵」たちがひしめくビジネス界で勝ち残れるかもしれない!?

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト