ケータイがグローバル化する時代

海外ではすでに一般的なSIMカードをまず理解すべし!

2005.01.13 THU

いよいよ、ケータイが海外でも使えるようになってきた。ケータイ通信業者の各社も、「国際ローミングに対応!」なんて声高らかに謳いだしている。が、ちょっと待った! その前に理解しておかねばならないモノがある。それが、SIMカードというものだ。

SIMカードは、ケータイの中に収められる小さなICチップのことで、SIMとは、Subscriber Identify Module(加入者識別モジュール)の略。このSIMカードの中には、電話番号などの情報が書き込まれていて、カード自体を抜き差しすることができる。海外では一般的に、まずケータイ端末を自分の好きなところで購入し、次にSIMカードのみを通信会社から購入。そのSIMカードをケータイに差し込めば、ハイ!通話可能、というスタイル。SIMカードさえ差し替えれば、どんなケータイでも通話できるようになっている。なので、そもそもショップに行って機種変更、なんて概念もない。ケータイ端末と契約がセットになっている日本とは、これが大きく異なる点で、日本のケータイ販売方法は、国際的にはとても特殊だともいえるのだ。

SIMカードは進化を遂げていて、上位互換の「USIMカード」なるものが、今後の主流になる。で、実はコレ、ドコモのFOMAや、ボーダフォンの3Gケータイなどで、すでに採用されているのだ。ただし、海外と同じようにはいかない。これらのケータイ端末には、他の通信会社のUSIMカードが使えないようにロックがかけられているから。要するに、ボーダフォンのケータイにFOMAのUSIMカードを差し込んでも、通話はできないってこと。

では、ロックのかかっていないケータイが存在しないのかというと、そんなことはない。ノキアから今年発売される「Nokia 6630(スタンダードバージョン)」は、先に述べた海外スタイル。購入後、自由に通信会社を選ぶことができるのだ。真のグローバル化って、こういうことなのかもよ。

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