ソニー、東芝がプラズマ“撤退”!!

「リアプロ」「SED」の登場で大画面テレビ戦国時代到来!?

2005.02.10 THU

「ええ? プラズマテレビってなくなっちゃうの??」と、全国の大画面テレビファンを震撼させるニュースが、昨年末より立て続けに報じられた。ソニーや東芝といった大手家電メーカーが、相次ぎプラズマテレビからの“撤退”を宣言したのである。

といっても。実際のところ日立や松下といった他メーカーは、今後もプラズマテレビの開発・販売を続けることを明言しており、市場からプラズマテレビが消えてしまうということはない模様。今回の“撤退”騒動は、開発・価格競争が激化しつつある大画面テレビ市場で、無駄な争いを避け、液晶・プラズマに続く「第3の大画面テレビ」の普及に注力しようという各メーカーの思惑によるものだったようだ。ということで、今後登場する予定の、次・次世代大画面テレビの注目株を紹介しますと。

まず、次・次世代大画面テレビの大本命になりそうなのが、ソニーが今後の主力に据える「リアプロジェクションテレビ(通称:リアプロ)」だ。会議などで使われるプロジェクターと同様に、パネルに映像を投影する方式をとっており、奥行きはあるものの、プラズマに迫る高画質&低価格化を実現できるのが特徴。壁掛けよりも据え置きが一般的な日本の住宅事情を考えれば、魅力的な選択肢となるだろう。一方、液晶やプラズマ並みの薄型ながら、ブラウン管に近い方式を実現したのが「表面伝導型電子放出素子ディスプレー(通称:SED)」。キヤノンと東芝が普及を目指しており、消費電力がネックのプラズマに比べ省エネかつ、かなりの高画質が期待できるという。実は画質はブラウン管が強い! ということを知っているマニアならかなり気になる存在となるはずだ。この他、すでに携帯電話などで採用されている高画質がウリの「有機EL」を採用したテレビも、いよいよ登場間近となっており、今年以降、大画面テレビの戦国時代が来ることは確実。選ぶ自由が増えた分だけ、購入前の悩みも増えそうだ。

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