もうノートPCを持ち歩かなくてOK!?

携帯でウェブサイトが見られるフルブラウザって便利なの?

2005.11.02 WED

携帯・PHSの機能をチェックしていて、「フルブラウザ標準搭載」という文字を目にしたことはないだろうか。

フルブラウザは、パソコン用のウェブサイトがそのまま閲覧できるソフトのこと。これが組み込まれた携帯電話なら、PC向けのウェブサイトを表示できるのだ。また、標準搭載されていなくても、「scope」「jigブラウザ」などのソフトをインストールすることで、ウェブサイトを閲覧できるようになる(対応機種に制限あり)。

ってことは、もう携帯サイトなんかいらないじゃん? と思ってしまいそうだが、jigブラウザを提供する株式会社jig.jpの広報担当・指宿綾乃さんは、「もともと携帯サイトを頻繁に使っているユーザー層の需要は少ないと見ています。先日、ヤフーコンテンツストアにてjigブラウザのダウンロード販売をスタートさせたので、PCユーザーを中心に利用者が増えれば…」と、携帯サイトを使いづらいと感じているユーザー層の取り込みを目指す。つまり、フルブラウザは、ノートPCを持ち歩くことなく、パソコンに近い感覚でネットに接続したいビジネスマン向け、といえそうだ。

気になる使い勝手だが、実際の使用感は「想像していたよりちゃんと見える」ものだった。ただ、一部サイトではレイアウトが崩れて表示されたり、操作が正常に働かないケースもあり、こういった部分の改善が今後の課題となりそうだ。

また、フルブラウザで読むにはウェブサイトのデータは重く、それに応じたパケット通話料が発生してしまう(各社のパケット定額サービスでは、フルブラウザでのネット接続は対象外)。その上、現状の携帯電話の回線速度では、ウェブサイトの閲覧スピードもまだまだ遅い。

今後、フルブラウザ利用込みのパケット定額が普及し、ADSL並みの通信速度が期待できる公衆無線LAN環境が整備されれば、フルブラウザはより利用されるようになるだろう。

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