わかりやすくて伝わりやすい

最近目につく「日本語ドメイン名」2006年の“当たり前”になる?

2005.12.22 THU

クライアントからもらった名刺に記された企業HPのアドレス。細かい文字を追いながらインターネットブラウザのアドレス欄に一文字ずつ打ち込む。えーとココは「chi」じゃなくて「ti」か。こっちは「ra」ね。あー! こんなところにハイフンか! …なんつってイライラした経験ない? 打ち込む方も面倒だけど、自社製品HPにお客を誘導したい企業側も実はイライラ。ローマ字しか受け付けないインターネットアドレスって、どーにも不便なところがある気がしませんか? そこで登場したのが「日本語ドメイン名」。

例えば、小野伸二のオフィシャルサイトを見る場合、通常「http://sofc.jp」と入力しなければならない。それが、サイト側が日本語ドメイン名を登録していれば「http://小野伸二・jp」でサイトに移動できるようになる。登録は日本語ドメイン名サービスを提供しているプロバイダに申し込むだけ。来年以降は殆どのブラウザが対応するため、急速に普及する可能性がありそうだ。

日本語ドメイン名の利点は、何よりその視認性の高さ。ひと目で分かる日本語なので幅広い層の人々にインターネットをより手軽で身近にしてくれる。この点に注目したキリンビバレッジでは、昨年行われた生茶キャンペーンで「生茶・jp」という日本語ドメイン名を採用。新しいキャンペーン戦略として注目を集めた。ほかにも「駅街ガイド・jp」では、全国9000以上の駅名を日本語ドメイン名で登録。乗り換え情報だけでなく、駅周辺の賃貸情報や飲食店の情報などもカバーしている。

日本語ドメイン名を管理する日本レジストリサービスによると、2001年2月のサービススタートから現在までに登録されているドメイン名の数は11万件以上。人名や商品名のみならず、会社名、大学名、サービス名とかなり多岐にわたる日本語がすでに登録されている。登録は原則として早い者順。アルファベットばかりのURLのなかに日本語のそれが目立ってくる日もそう遠くはないだろう。

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト