そういえば、新聞などでよく見かけるが…

「ユビキタス」って、説明できますか?

2006.02.09 THU

ここ数年、よく見かける言葉に「ユビキタス」がある。でも、わかるような、わからないような…。そこで、ユビキタスコンピューティングの研究者として有名な、神戸大学の塚本昌彦教授を直撃。先生、ユビキタスをわかりやすくご説明いただくと…?

「50年前はオフィスひとつを占領しないといけなかったようなコンピュータの機能が、今は机の上に乗るサイズになっていますね。これが今後は、豆粒大、ごま粒大になっていきます。そして身の回りのいろいろなものに埋め込まれて、新しい使い方が始まるんです。いたるところにコンピュータネットワークが構築され、いつでもどこでもアクセスできるということです」

豆粒大、ごま粒大のコンピュータはどんな動きをするんですか…?

「情報を発信するんです。例えば家の中で、本棚の本のすべてに入っていれば、見つけたい本はすぐ見つかりますね。また、街を歩いていれば、いろいろなコンピュータが自分に情報を投げかけてくれる。それこそ、この情報を見た人は今日のランチ割引、なんて情報でもいい。自分がいつでもどこでもネットワークに入っていける」

だから先生は、ヘッドマウントディスプレイをつけているんですね…?

「ユビキタス社会は、モノ、場所に加えて、人にもコンピュータが付くんです。だからウエアラブルコンピューティングは必須。モノ、場所、人の3つのユビキタスの統合でいろんなことができるようになる。携帯電話でも受信はできますが、手に持って使うのは不自由でしょ。今後はサングラスのなかにモニタが組み込まれるサングラス端末が出てくるかもしれないですけどね」

ビジネスチャンス、ですよね…?

「世の中、大きく変わると思いますよ。ユビキタス社会では、新しい娯楽など、新しいものがどんどん生まれる。どんなビジネスがあるか、何ができるか、すでにいろんな人がいろんなことを考えていますよ」

ありがとうございました!

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