英・大学生が学費目的で見事完売!

5カ月で1億円稼いだ ピクセル広告って知ってる

2006.03.30 THU

インターネット広告が元気だ。電通が発表した2005年の媒体別広告費によれば、テレビや新聞などの各種メディアのうち、インターネットの広告費は前年比54・8%増の2808億円。バナー広告以外にもブログやSNS、アフィリエイトなど、確かに以前に比べて新しい広告手法の言葉を、ビジネス誌などでもよく目にするようになった。

元気なのは日本だけではないようだ。昨年8月、イギリスの現役大学生Alex Tew氏(アレックス・テゥー・21歳)が、「The Million Dollar Homepage」なる広告サイトを作成。開設からわずか5カ月にして、なんと1億円を稼いだというからだ。

その仕組みはこうだ。ページを100万個の格子状のピクセルで構成。1ピクセルを1ドルで販売すると、ページ上のすべてのピクセルが埋まれば100万ドル。つまり、完売すれば1億円になる計算だ。広告主は、予算に見合った広告スペースを買うことができ、画像にリンクも張れる。そして、張った画像は最低5年間の掲載が保証されるのが利点だ。

「卒業するために、必要な学費を捻出する方法を考えていたら思いついたんだ」

 同氏がそう語るのも無理はない。以前、イギリスの大学の学費は、一律で年間1125ポンド(約22万円)だったが、2006年から同3000ポンド(約60万円)を上限に、各大学の裁量で決められるようにする値上げ法案が可決。これによって、ほとんどの大学が値上げしたのだ。こうした動きが、発案に至った裏にあるかもしれない。

しかし、いくらは高いといっても1億円は多すぎる。残った使い道は?

「まずは一生懸命働いた両親のために。あとは、靴下! 新しい靴下を買っても、いつもなくしちゃうから。残りは、新しいビジネスアイデアを実現するために使おうと思うよ」(同氏サイト上より)

ご立派! 成功の秘訣は、どうやらビジネスアイデアだけではなさそう。志も含めて、感服いたします。

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