堀江メールの真偽が話題になったけど…

「メール」でどこまでわかる?それを防ぐ方法は?

2006.03.30 THU

政界を揺るがせた例の疑惑メール問題、その真偽が話題になった。しかし、メールによる個人の特定は可能なのだろうか? ここで一度、メールとの付き合い方を見直してみよう。

メールには本文のほかに「ヘッダ」と呼ばれるものがついている。ヘッダとは、メールの送受信者、経由したサーバー、使用したメールソフトなど、メールの送受信に必要なデータが記載されている部分。しかし、これだけでは個人の特定には至らない。

「それどころか、ヘッダ部分は簡単に書き換えることができます。つまり、ある個人になりすましてメールを送ることができてしまうのです。メールが本物か偽物か誰にも区別することはできないといえます」

そう語ってくれたのは、メールセキュリティーサービスを提供するホライズン・デジタル・エンタープライズの永留さんだ。

この「なりすまし」というメール犯罪は、フィッシング詐欺にも使われている方法だそう。最近、詐欺や個人情報漏洩事件など、インターネットにおける事件が相次いで発生しているが、僕たちはどのような対策を講じればいいのだろう?

「怪しいメールは絶対に開かないことです。見たことのあるようなアドレスだった場合、相手に確認することも必要です。また、大切な情報を送信する場合は、本文ではなくwordに内容を書き、そのファイルをパスワードで保護し、メールに添付して送信することをお勧めします。後で電話でパスワードを伝えるという手間がかかりますが、安全度が違います」(永留さん)

ちなみに、ささいな情報の漏洩が国を揺るがしかねない政府機関では、情報が重要度によって格付けされている。格付けによって、メールの暗号化やセキュリティー管理者の送信許可が必要になるのだそうだ。

メールのセキュリティーはハガキと同じ程度だといわれている。他人に見られる可能性もあれば、届かないこともある。そのことを踏まえたうえで、メールと付き合っていくことが大切だ。

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