「国家間」「地域間」「世代間」「個人間」…

デジタル・ディバイドって何だかわかりますか?

2006.04.06 THU

IT技術の進歩のおかげで、私たちの生活はいろいろ便利になりましたが、「デジタル・ディバイド」と呼ばれる問題があるのをご存じでしょうか?

デジタル・ディバイドとは、IT技術の恩恵を受けることのできる人/できない人の間に生じる「格差」のこと。格差の比較対象には様々な軸があるのですが、特に話題になるのは、「国家間」の格差でしょう。豊かな先進国と発展途上国では、IT技術の活用度に大きな差があります。

03年のITU(国際電気通信連合)の調査によると、世界人口の15%にすぎない高所得国が、インターネット利用者数では65%を占めています。豊かな国はさらに豊かになり、国家間の格差がますます広がるのでは?と懸念されているのです。

一方、日本国内においてもデジタル・ディバイドは存在します。特に問題なのは、FTTH(家庭で使う光ファイバー)のようなブロードバンドサービス。あれだけ宣伝されると全国で利用できると錯覚しそうですが、環境が整っているのはまだまだ都市部中心。事実上、「地域間」格差が生じています。さらに、同じ都市部にいたとしても、一般的に20代と60代における「世代間」の格差も見逃せません。

また、R25読者の皆様に深く関係するのが「個人間」格差です。IT技術を効果的に活用すれば、仕事や日常生活がより便利になります。積極的に活用しようとする人とそうでない人の間には、「差」がついてしまうでしょう。たとえば社内の情報がIT技術で共有されている場合、これをきちんと使いこなせていない人は、仕事の効率も悪くなる可能性が高いのです。

「僕はITが苦手だから、得意な人に任せておけばいいや」なんて思っているアナタ。そんな姿勢のままでいると、数年後にはITを使いこなす同僚と比べて、評価や給与面で大きな「格差」をつけられてしまう…なんてことになってしまうかもしれませんよ。どうぞご注意を。

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