「on.com」は約7000万円で売買された!?

南太平洋の島から売却額までドメインに関する小噺を一席

2006.07.06 THU

ワールドカップもいよいよクライマックス。せっかく4年に一度の世界的な大会が開かれているのだから、ワールドワイドなネタとして、世界のドメインにまつわる小噺を一席。

世界の国々には、「.jp」「.uk」などそれぞれ2文字のアルファベット(一部例外アリ)のドメインが割り当てられている。そのなかで、たまたま「.tv」というメジャーキーワードを手にしたラッキーな国がある。南太平洋に浮かぶ小国ツバル(Tuvalu)だ。同国は6年前、このドメイン使用権を米国のベンチャー企業に売却し、約10年間にわたって合計5000万ドルを受け取る契約を交わしたのだ。ツバルはこれまで非常に貧しい国家だったが、その莫大な利益で国連の年会費を支払えるようになり、めでたく189番目の国連加盟国に。ちょっといいお話ですよね。

えっ、そんなのとっくに知っているよ! って!? ま、有名なお話なので…じゃあ、そもそも一般にドメインの売却額はどれぐらいになるのか、ちょっとした小噺を。

昨年アメリカで売買されたドメイン名は5800個、総額2900万ドル。しかし、06年は4月の段階ですでに2000個、総額1420万ドルに上っている。今年人気のドメイン名は、ポーカー、不動産、ホテル、「pods」(iPod関連)等々。実際、「on.com」ドメインは、63万5000ドルで売却されている。まさに一攫千金だ。

とはいえ、すでに「.com」「.net」の人気ドメインはすでに枯渇状態。今年に入って「.tel」「.mail」などの新ドメインが正式認定されたので、それを狙うチャンスはあるのかもしれないけれど…。

と、最後に、オリジナルドメインを取得するときの注意をひとつ。実はインターネットで「ドメイン検索」すると、ドメインの所有者情報が一発で表示されてしまうのだ。メールアドレスはおろか、住所や電話番号まで公開されることもあるので、個人でドメインを取得する場合は、ちょっと気をつけるべし。   

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