会員600万人ってどれぐらいスゴイの?

mixiがついに株式公開SNSビジネスはどう成長する?

2006.09.21 THU

冷え込む新興市場に期待の新星が登場した。9月14日にマザーズで株式を公開した「mixi」だ。公開価格は1株155万円で、これに株式発行数7万500株をかけると…時価総額は1000億円オーバー! ネット関連株が軒並み下げ傾向にあるなか、投資家たちの期待を一身に集めている。

mixiがここまでビジネスベースに乗った秘密はどこにあるのか。IT企業の取材を精力的に続けているジャーナリスト・佐々木俊尚さんに聞いてみた。

「利用者の7割が3日に1回はログインする利用率の高さから、バナー広告は絶大な人気となり、これが高収益につながっています。結果、mixiの利益率は高く、他のネットベンチャーと比べてビジネス基盤は堅固。莫大なユーザーを利用したビジネスの可能性も広がるわけで、上場と株価の高騰は当然だと思います」

7月26日時点での会員数は約500万人。なかには複数のIDをもつ不届き者(利用規約違反)への対応や、SNSにハマりすぎて「mixi疲れ」を引き起こし、そのまま突然退会してしまうケースもあるらしく、100%順風満帆ではない。

しかし、同社は有料サービス「mixiプレミアム」や、音楽を通じてユーザーが交流できる「mixiミュージック」など、新サービスを次々と打ち出してきた。さらに、今後はユーザー間から自然発生的に新ビジネスモデルが派生しそうな気配もある。『Web2.0でビジネスが変わる』の著者でビデオジャーナリストの神田敏晶さんはこう展望する。

「mixi内でのオークションやコミュニティ仲間による共同購入、ルームシェア、共同出資などが始まるかもしれません。つまり、バーチャルな世界からリアルな価値を生み出す、と。mixi内で使えるポイント、通貨なども考えられますね」

ビジネスチャンスの金鉱はまだまだ潜んでいそうだ。しばらくはSNSビジネスから目が離せませんぞ。

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