違法カキコの削除基準がクリアに

掲示板の削除ガイドライン発表その効果やいかに!?

2007.01.05 FRI

「白い粉あります」「女子中学生で僕とHしてくれる人いませんか」などは即削除OK!

このほど、テレコムサービス協会など電気通信業界4団体は、ネット掲示板の違法情報・有害ネタなどの書き込み削除ガイドラインを策定した。ご存じのように、ネット上には法に触れるヤバ~い裏ネタがワンサカ。しかし、それら違法・有害情報への対応は明文化されていないのが現状だ。

「わいせつ画像、児童ポルノ、悪質な出会い系サイト、規制薬物などの違法情報に関して、ネット掲示板の管理人やプロバイダが適切に対応できるよう定めたのが削除ガイドラインです。具体的な事例と、それらを規制する法律をあわせて示しているので、法律に詳しくない管理者でも違法情報を適切に削除できるでしょう」(テレコムサービス協会・桑子博行さん)

大手業者ならともかく、法務部門をもたない中小プロバイダにとって、このガイドラインは明確な削除基準になる。たとえば、冒頭のカキコ例「白い粉~」は薬物関連法規、「女子中学生~」は出会い系サイト規制法に違反しているため、即削除OKだ。また、NGワードも実に細かい。「Hできます」「ナマ(生)」「ゴム有」は売春防止法違反!といった具合に、有害カキコの綿密な研究ぶりがうかがえる。

しかし、法規制が厳しくなった出会い系サイトでは、掲示板もアングラ化が進行中。JK=女子高生、JC=女子中学生など、本ガイドラインの網の目をかいくぐる隠語が横行しているのだ。

「今後も、削除ガイドラインがカバーしていない違法な書き込みは出てくるでしょう。違法情報の定義、ガイドラインの見直しは継続的に行う必要がありますね」(同)

違法な書き込みはどんどんカットしつつ、かといって表現の自由が侵されない。それがネット掲示板の理想型だろう。今回のガイドライン、ボクらにとっても居心地のよいネット空間を作り出すための第一歩と考えたい。

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