自分のLANをみんなに開放!

世界初の無線LANコミュニティ「FON」ってどんな仕組みなの?

2007.01.25 THU



写真提供/EFE/AFLO
外出先でインターネットにつなぎたい場合はどうする? ケータイやPHSで接続するか、ファストフード店などに設置された無線LANスポットを利用するのが一般的。しかし最近、新感覚の無線LANサービス「FON」が注目を集めている。

FONは、05年にスペインで立ち上げられた無線LANのメガネットワーク。自分自身がもっている無線LANのアクセスポイントを他ユーザーに開放することで、自分もほかの利用者の無線LANネットワークがタダで使える、というものだ。利用方法は、FON会員に登録し、専用のルーターをセットするだけ。140カ国以上でアクセスポイントは6万カ所(1月15日現在)。昨年12月に始動した日本でも、その会員数は1万2000人に達したという。

「ユーザーが使うネットワークはユーザー自身が作っていこうという、一種のムーブメントですね。グローバルな無線LANコミュニティと考えてください。現在はまだ都市部に偏っていますが、利用者が十分に増えたら、様々な場所で無線LANが無料で楽しめるようになるでしょう」(フォン・ジャパンCEO /藤本潤一氏)

みんなでシェアしてみんなで広げようという発想はもちろん、無料でずっと使えるのはWeb2.0的な感覚もある。ただ…これって、不正アクセスされちゃったりしません?

「誰でも勝手にアクセスできる無線LAN、いわゆる“野良アクセスポイント”は街中にはゴロゴロしています。この状態では、他人のネットワークを使った迷惑メール配信など、犯罪の温床になることも考えられます。その点、FONは会員登録をし、IDとパスワードでセキュリティを確保していますのでご安心ください」(同)

つまるところ、FONの本質は「袖振り合うも多生の縁」なのだ。読者の皆様も、見ず知らずの人と袖が少し触れ合うような出会い系(?)無線LAN、ちょっと試してみませんか?


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