激レア古書がザクザク!

貴重な本もまるごと読める“オンライン図書館”最新事情

2007.07.26 THU

価値ある文書やデータの大半がデジタル化されている昨今、アナログ世界の資産である“書籍”もまた、ネット上で読める技術が進化してきています。

7月に日本語版がスタートした「Googleブック検索」は、登録されている書籍の内容をキーワードで検索でき、リストアップされた本の一部または全文をモニター上で閲覧できるサービス。日本語で検索できる書籍数はまだ少ないものの、夏以降には慶応義塾図書館の蔵書の一部(著作権保護期間が終了した昭和前期までの書籍約12万冊)の全文データが提供される予定となっており、大学図書館の新しい利用法として期待されているとか。

このように、ネット上で利用できる“オンライン図書館”は、通常では手に取ることも難しい貴重な本の宝庫だったりします。例えば「近代デジタルライブラリー」は、国立国会図書館が所蔵している明治~大正時代に出版された14万冊以上の書籍を、スキャン画像でまるごと読めるようにしたオンライン図書館。取り扱っているジャンルは哲学や科学、宗教や芸術など幅広く、日本の文化史がぎっしり詰まってます。本気で読むには旧仮名遣いが激ムズいけど(汗)、昔の日本に思いを馳せつつ眺めていけば、仕事や趣味に繋がる価値ある一冊が見つかりそう。

より時代を遡るならば、「京都大学電子図書館」では、江戸時代のフルカラー絵巻物や絵本など見て楽しめる書物をいろいろ眺められるのが面白い。時代劇好きや幕末好きの人なら特に興味深いはず。

そのほか、日本文学好きには「電子文藝館」もおすすめ。太宰や芥川の小説をはじめ、近代から現代に続く文人たちの多彩な作品が現在も次々追加されています。

このように、普段はなかなか出会えない貴重な作品と触れ合えるのがオンライン図書館の魅力。一般書店じゃ満たされない骨太な読書魂を満たしたいときに、一度アクセスしてみてはいかが?


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