気づけば普通にやりとりしてるけど…

そもそもPDFって何するためのモノなの?

2007.08.30 THU



イラスト:ふくた伊佐央
「詳細は添付のPDFをご覧ください」なんてメールに書いてあって、ほいほい確認、問題ありませんでしたーって先方に連絡。そんなやりとりが日常化してるけど、そういやこのPDF、便利に使ってるわりに、何の略語なのかすらよく知らなかったり。

で、ちょいと調べてみたところ。PDFとは、Portable Document Formatの略。言葉としては“持ち運びに便利な(?)書類形式”くらいの非常にざっくりした意味でした。アドビシステムズという会社が、電子文書を配付・公開するためのフォーマットとして開発、93年に発表。で、その翌年からの閲覧ソフトAdobe Readerの無償配布によって、全世界的に広く普及した。PDFの仕様は公開されていて、本家のアドビシステムズ以外でも、関連ソフトなどを開発する企業や団体は、世界で1800以上(07年7月時点)。PDFフォーマットの安定性・信頼性を裏付ける数字だ。

けど、さすがは本家というか『ADOBE ACROBAT』では、ワードやエクセル、パワポなんかで作った書類をPDFで束ね、バラすことができるだけでなく、そこにコメントやメモを付けられたり、それをみんなで共有できたり。電子署名やパスワード保護にも対応してるし、他にも「えっ、そんなことも可能なの?」という機能や拡張性もあって、どうもスゴイことになってる。

でも、あらためて考えてみると、どこまでその機能と用途を拡大してくつもりなのか、ちょっと不思議にもなってくる。いったい、アドビシステムズさんって、どこを目指してるんでしょう…?

「紙を使ってできることは、ぜんぶPDFに置き換えるのが目標なのだ、という説があります。05年にFlash技術で知られるマクロメディア社を買収したことで、PDFの概念そのものがさらに拡大するようなフォーマットを準備している、というウワサもありますよ」(IT技術研究者)

現状でも、すでに読むだけのモノじゃないPDF、展開も楽しみっス。


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