100年に一度の大革命らしい…

次世代ネットワーク“NGN”で僕らの生活はどう変わる?

2008.02.14 THU



図版:辻 章良
最近、耳にすることが多くなってきたNGN(Next Generation Network)という言葉。なんとなく、次世代ネットワークだと想像できるけど、いまいち実態がつかめない。KDDIやソフトバンクなども構想中らしいが、NTT東日本・NTT西日本はいち早く今年の3月をめどに、首都圏と大阪府の一部で商用サービスを開始するという。そこで、NTT東日本のサービス開発担当者に質問をぶつけてみた。

「NGNとは、インターネットが急激に進化したネットワークのことではなく、固定電話、携帯電話、インターネットなどをひとつに統合したネットワークのことです。今までは異なるネットワークごとにそれぞれ専用の交換機を中心に構築されてきましたが、交換機を統合して一元化するわけです。そうすることによって、固定電話の長所であった品質を保証する技術、セキュリティの高さなどをインターネットにも取り込めます。高速かつ大容量の通信環境を低コストで維持できるインターネットの長所はそのまま生かせるので、固定電話とインターネットのいいとこ取りをした次世代のネットワークともいえます」

なるほど。では、具体的にはどのようなことを利用できるのだろうか?

「IP化によるネットワーク統合によって、将来的には、移動中でも携帯電話やPDA、街中に設置された専用ブースから、会社や自宅のパソコンと同じアプリケーションやデータを扱うことができるでしょう。テレビだけでも、複数人とのリアルな会話も可能になります。画面に映し出されるお店の人、友達などと目の前で話しているかのようにスムーズに会話しながらの買い物ができます」

国内で通信技術が使用されるようになって100年余り。次世代のネットワークの誕生により、これまでの通信技術の歴史に新たな1ページが刻まれることになるのかもしれない。


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト