あなたの笑顔は何%?

カメラの前でつくる「最高の笑顔」ってどんな顔!?

2007.10.12 FRI


100%の笑顔は「爆笑」ではない。笑顔の定義を満たした表情なのだ 写真提供/オムロン株式会社
記念写真を撮るとき、「もっと笑って!」などと要求され、引きつった笑顔で写真に収まった経験が誰だってあるだろう。ここぞというタイミングで自然な笑顔を作るのは、けっこう難しいものだ。

ところが、科学の進歩は素晴らしい。ソニーのデジカメ『サイバーショット』の最新モデルには、なんと被写体が笑顔になったら自動でシャッターが切られるスマイルシャッター機能が搭載されている。笑顔を撮りたい人物にカメラを向け、モニター上でその顔を選択しておけば、あとはその顔が笑った瞬間に勝手にシャッターが切られるのだ。

おまけにセンサーのレベルを3段階に設定でき、「強」に設定すれば微笑み程度の状態でもシャッターが切られ、「弱」なら大笑いの状態でのみシャッターが切られる。もはや「1+1は~?」なんて小細工はご無用。カメラを構えて雑談でもしていれば、自動的に笑顔が撮れるのだ。

デジカメのそんな進化に驚いていた矢先、今度はオムロンから、顔写真から笑顔の度合いを測定する「リアルタイム笑顔度測定技術」が発表された。こちらはすでにある画像の中から人の顔を見つけ出し、“笑顔度”を0~100%の間で自動測定してくれるという技術。いわば、人間の感情表現をコンピューターが数値化するのだから、これはこれで画期的だ。

そこで同社に聞いてみた。ずばり、レベルの高い笑顔ってどんな顔!?

「目が細く、目尻が下がり、鼻と口の横にしわができる状態です。さらに口が開いていたり、口角が上がるなどの特徴が認められれば、笑顔度はいっそう高くなります」(オムロン・コーポレートコミュニケーション部)

人が人の顔を見て「笑顔」と判断する表情を、コンピューターが識別するよう開発されたアルゴリズム。その精度は高く、「ただ口を開いたり、目を細めただけでは、人が見たときと同様に笑顔とは認識しないため、笑顔度は低く測定されます」(同)と、作り笑いは通用しない。

こうした技術はもともと、将来、人間とコンピューターの距離を近づけるための布石だという。ヒトの顔を認識し、その感情まで読み取れるようになれば、いつの日かロボットとの高度なコミュニケーションが実現するかもしれない。そんな未来がやって来たら、ぜひ最高の笑顔でロボットと語り合ってみたいものだ。

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