自作自「遊」? 創って遊べる夢のゲーム機

ニンテンドーDS、PSPに続け!?GP2Xってどんなゲーム機なの?

2007.11.02 FRI


写真はGP2X-F100(ブラック)。ゲームだけじゃなく、ムービーや音楽も再生できる。10月26日発売。オープンプライス
最近、電車の中でゲームしてる人、よく見かけるようになったと思いません? 実用的なソフトが豊富で、老若男女を問わず遊べるニンテンドーDSや、グラフィックや処理能力がスゴイPSPなど、携帯ゲームは大人気。DSとPSPの販売台数は日本だけで合わせて2000万台を超えているというから、5人に1人が持っている計算になる。そんな携帯ゲーム隆盛の時代に、また新たな携帯ゲーム機が登場するという。

それが「GP2X」だ。読み方は「ジーピートゥーエックス」で、韓国や欧米で人気を博している上級者向け携帯ゲーム機だ。でも、「GP2X」は、PSPほどの高性能でもなければ、DSほど手軽に遊べるゲームが揃っているわけでもない。じゃあ、一体なにがスゴイのかっていうと、自作したゲームプログラムが遊べる携帯ゲーム機という点なのだ。

「GP2XはLinuxというOSを採用し、開発キットや有償ですがプログラミングのサポートもあるので、プログラムの知識がある人ならすぐにでもゲームを作ることができるんです。自分で作らなくても、すでにインターネット上で400を超えるゲームが公開されていますから、そこからダウンロードして遊ぶこともできますよ」(販売元のテルテン 松川政裕さん)

要するに、自作ゲームや、世界中のアマチュア製ゲームが気軽に楽しめるというわけなのだ。アマチュア製ゲームといっても、なかには市販ゲームに負けないクオリティのRPGや格闘ゲームのようなモノから、アイデア勝負のパズルゲームなど様々なジャンル・レベルのものがあるんだとか。さらに、

「ユーザーが作るゲームは、ネットから自由にアップ・ダウンロードされて、ユーザー同士でコミュニティが形成されています。ゲームソフトのコンテストも行われたりして、コミュニティもとても盛り上がっていますよ」(同)

ユーザーが製作者で、製作者がまたユーザーという世界。確かにそこには、今までにない楽しさがありそうだ。

「いまゲーム業界の最前線で働いている人たちの多くは、子どものころ、パソコン…まだ“マイコン”なんて呼ばれてたもので遊んでた人たちです。そのころ、ゲームのソフトってあまりありませんでした。だから、見よう見まねで自作のゲームを作り、持ち寄り、遊んでいました。でもプログラミングは大変で、不便だったけど、ゲームで遊びながらプログラミング技術を競い合ったり、とっても楽しかったんです。GP2Xでも同じようなコミュニティが作られています。だから、GP2Xというのは携帯ゲーム機というだけではなく、その文化まで含めて魅力的なんです。また、開発が容易なので、GP2Xで有名になってから、DS・PSPに乗り換えるような、優秀な人材・ソフトを輩出していく、そんなゲームソフト開発者の“登竜門”としての役割を担う可能性もあると思いますよ」(同)

我こそは未来のゲームクリエイターだ! という人は、一度「GP2X」を試してみては?

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