自分の蔵書を公開できるサイトも登場

そのコメント、信じて大丈夫?クチコミサイトの正しい使い方とは?

2007.11.02 FRI


もし自分がクチコミサイトに感想を書く場合には、話の結末などいわゆるネタバレしないように書くのがマナーだ
マンガ好きにとっては、非常にありがたいサイトが誕生した。集めているマンガやライトノベルを登録しておくと、新刊発売日を教えてくれるのだ。それが蔵書管理サイトの「コミックダッシュ」だ。確かに新刊の発売日ってうっかり忘れがちだから、ありがたい。さらにこのサイトでは、作者やタイトルで検索して購入済みの巻数をクリックするだけで、所有するマンガのデータベースを作成することができる仕組みになっている。だから蔵書が1000冊を超えるなんていう強者も、自分がどんなマンガを持っているのか簡単に整理・管理できるのだ。

また、コミックの所有数やタイトルを公開したり、自分と同じような嗜好を持った人を探して、各作品に対するコメントや評価から、おすすめのマンガを見つけるといった使い方もできる。趣味が合う人のクチコミ情報なら、より信頼できるというわけだ。

それにしても最近のクチコミサイトはすごい。ただクチコミを見るだけではなく、例えば質問を投げかければ、サイトを見ていた見知らぬ誰かが即レスで答えてくれる場合もあるし、新製品の情報を雑誌やテレビよりもいち早くレポートしてくれているサイトもある。

まさにユーザーにとって、頼れる情報源になっているような気がするけど、反対に裏で業者が一般人のフリをして自社製品をPRする“なりすまし”も多いという噂も聞くし…信用できるクチコミは、どうやって見極めたらいいんだろう?

そこで、書籍『クチコミュニティ・マーケティング』の著者である(株)ハー・ストーリィ代表・日野佳恵子さんに教えてもらうことに。

「実際、“なりすまし”のクチコミは存在します。例えば、商品をやけに強くPRしていたり、やたらとリンクがたくさん貼ってあるようなコメントは怪しいですね。優良なサイトであればあるほど、うさん臭い書き込みは逆に目立ちます。それを感じとって判断するしかないですね」(同)

しかし、例え業者が書いたものであっても、商品の詳細を的確に説明していれば参考になるという。だから、業者により書き込みが一概に悪いとも言えないのだとか。また、ユーザーが不快に思うような書き込みならば、それを管理者に通報できるような管理システムを設置しているかどうかもポイントのひとつだ。これは、サイト上の利用規約やヘルプ欄から確認できるという。

「雑誌やテレビの情報とは違って、クチコミを書くユーザーは営利目的ではありません。そのぶん、書く事柄に対して思い入れが強い場合が多いので、より具体的な体験談などは信憑性が高まるのでしょう」(同)

人気のクチコミサイトには、コメントに対して参考度を表示したり、星の数で評価するサービスがついていることが多い。たしかにわかりやすいが、必ずしも評価の高いものを自分が気に入るかと言われれば、けっしてそうではない。星が多いから良い、少ないから悪い、ということではなく、自分なりの評価基準を持つことが何より重要なのだ。クチコミはあくまでも参考程度にとどめるというのが、結局一番正しい利用法ということなのかも。

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