なぜ江戸川競艇場にシロイワヤギが!?

ハズレ投票券を食べる白ヤギに会いに行ってきた!

2007.12.14 FRI


もともとは場内に様々なアートを常設する試みの一環として設置されたというヤギロボット。舟券を食べさせるとランダム設定で耳や足や口が動く(全部、同時に動けば大吉)仕草が愛くるしい!
本来、北米ロッキー山脈の高山地帯にしか生息しない「シロイワヤギ」が、なぜか今、東京の江戸川競艇場に住み着き、ハズれてしまった舟券(競馬でいうところの馬券。競艇の場合は舟券という)を食べているという…。

噂を聞きつけた記者は、さっそく現地へ。競艇場の入口を入って進んでいくと…いた!! 真っ白でフサフサな毛並みのりりしいヤギが微動だにせずに、透明なショーケースの中から、じっとこちらを見つめている。そして、ショーケースの横の立て札には、「あなたの心にある『悔しさ』を食べて、『幸運』をもたらすヤギ」との表記が…。

いったい、こいつは何かというと、ヤギ型ロボット。最先端の人体型ロボット「アクトロイド」を開発し、世界的にも注目を浴びる株式会社ココロと、江戸川競艇のコラボレートで生まれた、その名も『DREAM GOAT』。ハズレ舟券を口元に差し出すとセンサーが感知し、舟券をムシャムシャ食べてくれることで、今やすっかり江戸川競艇場の人気者なんだとか。

「10月末に設置して以来、お客様には大変喜んでいただけていますね。たとえば、パパに連れられてやって来たお子さんがひとりでヤギを見てたりすると、周りの知らないおじさんたちが『食べさせな』って言って、外れた舟券を渡したりするワケですよ。そういうのを見ていると、導入してよかったなと思いますね。それに、このヤギを設置してから、床に捨てられていた舟券がほとんどなくなりました」(江戸川競艇場広報・吉澤さん)

1日平均1000枚を食べているというだけあって、ヤギくんは環境美化にも一役買っている様子。そこで実際に、筆者も舟券を食べさせてみることに…。ヤギの口元に舟券を持っていくと…おお~、食べた、食べた!(すっかり童心)。これ、どんな仕組みになってるの?

「簡単にいいますと、バックスペースのほうに箱が設置してあり、そこに吸い込む方式で券がたまる仕組みです。最初は、シュレッダーにする案もあったんですが、万が一、お客さまが当たり舟券を間違えて入れてしまった場合、トラブルになりかねないので、それも踏まえて吸い込む形をとりました。センサーは舟券にしか感知しないワケではなく、紙であればなんでも食べます。ふざけて、お札などを差し出すと、食べられちゃいますよ(笑)」(同)

良かった、やらなくて…(←やろうとしてた)。

取材の帰りがけ、せっかく競艇場に来たのだからと、1レースだけ勝負! でも、見事ハズれてしまった僕の舟券は、ヤギくんがたいらげてくれました(泣)。

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