“ファービー”の生みの親が新ペットロボットを開発!

ペット恐竜“PLEO”はまるで生き物!?愛玩ロボットはどこまで進化している?

2008.01.11 FRI


抱っこすると、安心したのかうたた寝をするPLEO。14個のサーボモーターで、生き物のような自然な動きを可能にしている。価格は5万2500円
あの大ヒットペットロボ“ファービー”の生みの親ケイラブ・チャン氏が、「これまでのロボットの概念を超える商品を作る!」と恐竜型の人工ペットを開発した。

その名はPLEO(プレオ)。体長約48cm、体重約1.6kg。ネコほどの体躯で「グルグルグル」と鳴く。首筋や背中をさすると気持ちよさそうに動きまわり、抱っこしてあげると目をトロンさせて甘える。世話をしていると、たちまち「カワイー」と女子が集まり、すっかり人気者。そして、俺は無視。ジェラシーすら感じさせるラブリーなヤツだ。

ペットロボットといえば、1999年に登場したソニーのAIBOが真っ先に頭に浮かぶ。この世界初の家庭用エンターテインメントロボットは、各種センサーを備え、感情プログラムを持ち、ある程度の自律行動が可能と、あらゆる意味でエポックメイキングな製品だった。そんなAIBOも2006年3月、惜しまれながら生産を停止した。

そこにきてPLEOの登場である。ユーモラスなルックスからは高度な人工知能を持っているようには見えないのだが、果たして?

「PLEOは、38カ所もの各種センサーを装備し、『どこをどのように触られているか』『光の明暗』『音の鳴っている方向』などの多彩な情報を感知できます。そして、その育てられ方によって成長・学習し、個性が発生します。これまで発表された人工ペットにも似たような機能が備えられていますが、PLEOに搭載されているLIFE OS(ライフオーエス)は、あたかも生きているように感じさせることに重きを置いている。開発元のユーゴービー社によれば、動物行動学など様々なアプローチから、どのように反応すれば人を魅了できるかに注力したそうです」(PLEOの日本総代理店・ビジネスデザイン研究所の加藤さん)

なるほど。確かに、PLEOは逆さまにするとバタバタともがくし、声をかけながら撫でてあげると擦り寄ってくる。首を軽く絞めてしまうと、苦しそうにうめくなど、まるで本物の生き物のようだ。

そもそも電子ペットは、『たまごっち』の時代からPCのデスクトップでヴァーチャル生物を飼うなど、以前より存在していた。しかし、これらは人工知能といえるような高度な知性はなく、こちら側が感情移入して、ようやくペットとしての体をなすレベル。だが、AIBOの登場によってペットロボットの人工知能レベルは飛躍的に向上した。そして現在、さらに細やかな調整やカスタマイズによって、より人工ペットとしての精度が高められつつあるようだ。

かつて、「ロボットは日本のお家芸」といわれたものだが、このラブリーすぎるライバルを前にメイド・イン・ジャパンのペットロボットの奮起も期待したいところ。本物と見まがうようなキュートなやつをひとつ、お願いします!

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