技術革新で社会が人に優しくなる!?

米IBMが技術革新を予測5年後の世界はどうなっている?

2008.01.18 FRI


IBMチューリッヒ研究所で研究が進められている、3Dアバターを利用した電子カルテのイメージ。3DのCGで骨や内臓が描かれ、治療部位の詳細な様子を見ることができる
2007年末、IBMが「今後5年で生活を一変させる、5つのイノベーション」という未来予測『Next 5 in 5』を発表した。20年後とか、50年後、100年後なんていわれても実感が無いけど、5年後の世界ならかなり身近な未来かも。この未来予測の中身について、さっそくIBMに聞いてみた。

「今後、技術革新がもたらす変化は、エコや食べ物の問題など、特に社会的に関心の高いところから加速していくでしょう。そして技術革新の結果、私たちの生活が大きく変わる可能性があります。たとえば、あなたの部屋から排出されるCO2の量をあなた自身が管理できるようになったり、食品の情報は原産地だけでなく、育った土壌や空気の質、輸送コンテナの温度の変化までわかるようになるかもしれません」(日本IBM広報部)

『Next 5 in 5』では、「自動車が“反射神経”を持ち歩行者を避けてくれるようになる」、「ケータイが、ホテルのコンシェルジュのような役割を果たしてくれるようになる」、「医療の診断に3Dアバターが導入され、患者の医療情報が視覚的に見られるようになる」など、いろいろな予測が書かれている。自分の臓器が3D画像で見られるようになるのって、未来的…かも。これらのことが実現すれば、なんだかとっても便利になりそうだけど、本当にこんな技術がわずか5年後に実現するんでしょうか?

「もちろんこれらは予測です。ですが、これらの技術はすでに世界のあらゆる場所で研究や実証実験が進められており、実現性は高いでしょう。2006年の『Next 5 in 5』では“3Dインターネット”の可能性を紹介しましたが、現在のような仮想店舗の出店、イベントの開催、コミュニティーづくりに利用されるだけでなく、教育、医療などさまざまな分野での活用がすでに研究されています。さらに、遠隔医療技術、3Dアバターによる医療情報の管理と組み合わせることで、将来3Dインターネットの中で、あなたのアバターが仕事中のあなたの代わりに医者の診察を受けに行ってくれるかもしれません。『Next 5 in 5』は新しい技術の紹介をするだけでなく、近い将来の可能性を示すことで、イノベーションを促進する狙いもあるんですよ」(同)

ということで、5年後には技術革新で便利な生活が期待できそう。5年後かぁ…そのころボクらR25世代は一体どんなふうになっているだろう。結婚してる? 出世してる? ひょっとして、独立? それとも株で一儲け…なんて、いろんな妄想は尽きないけど、とりあえず目の前にたまっている仕事から片付けましょうか。…でも、たまった仕事を人間の代わりにやってくれる技術革新とか、開発されないかなぁ。

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