メール、オフィスファイル、写真etc…

ネット上でデータを管理する「Webサービス」増加の背景は?

2008.02.15 FRI


スマートフォンの画面に写っているのは「Googleドキュメント」。Webブラウザさえ搭載されていれば、OSはなんでもいいわけだし、今後はより一層、いつでもどこでも仕事しなくちゃいけない? 撮影/熊林組
プライベート用でYahoo!メールやGmailなど、Web上で編集や送受信ができる「Webメール」を利用されている方も多いのでは? これならどこでも、どの端末からでも、ネットにつながってさえいればメールがチェックできますもんね。

Webメール自体は特に目新しいサービスではないのですが、近頃Webメールと同じく、ネット上にデータを保管しておいて、好きな場所からアクセスして利用するWebサービスが増えているとか。どんなものがあるんでしょう?

「最近では、ネット上でWordやExcel風のオフィス文書が編集・保存できる『Googleドキュメント』や、ネット上にアップした予定を仲間や家族で共有できる『Yahoo!カレンダー』『Googleカレンダー』などのWebスケジューラーに、『Flickr』『Picasa』などデジカメ写真をアップできる写真共有サービスなどがありますね。また2.5GBもある『Gmail』の保存領域をメールだけではなく、PCデータの保管場所として利用するフリーソフトまでありますよ」とお話しいただいたのは、Webサービスに詳しいITライターの阿久津良和さん。

社内規定にもよりますが、残った仕事をUSBメモリなどで持ち帰って自宅で作業、なんてことがあるかもしれませんが、例えば「Googleドキュメント」で編集・保存すれば、常に最新状態のファイルを用意しておくことができます。出先で急に必要になっても、ネットにアクセスすればいいから安心。それにしても、これほどWebサービスが増えたなぜ?

「通信インフラの充実は欠かせない背景ですが、同時にサーバ側のソフトウェアの進化も見逃せません。今までメール送受信やオフィス文書の編集などの作業には必ずPCが必要だったんですが、それがWebのサーバ上で高速に処理できるようになった。逆にいうと、必ずしもPCが必要ではなく、例えばWebブラウザさえ搭載されていれば携帯電話でも、携帯ゲーム機でもよくなった。今後はメールやオフィス文書など、使用頻度が高いながらも、PCほどの処理能力を必要としないソフトは、Webアプリに移行していくかもしれませんね」

とすると話題の5万円ミニPC「Eee PC」みたく、データの保存領域が少なくても、Webサービスを活用すれば十分ってわけか。近い将来はシンクライアント(機能を削った低価格端末 ※下記リンク参照)ばかりになって、「昔はPCっていうのがあってなあ。高かったんだぞう」なんて昔話をたれるオヤジになるのかしらね。

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