脳波でウソが100%見破れる!?

最新嘘発見機とガチンコで勝負してみたら…

2008.02.15 FRI


頭部に4本のコードをつけて実験開始。ちなみに所要時間は15~30分程度。後ろに少し見えているのが、P300が出現していることを表す脳波計
絶対にごまかせない嘘発見器がある!? どうやら脳波を利用する仕組みで、ポリグラフに代わる次世代の嘘発見器とも言われているらしいが…。

調べてみたところ、愛知県にある生理学研究所に実験機械が存在することが判明。生理科学を専門とする柿木隆介教授にお願いして特別に実験してもらえることに。まずは、ボクみたいな根っからの文系人間にもわかるように、仕組みを教えてもらえますか?

「人は記憶しているものを見ると“P300”という脳波が出ます。ですから、犯人しか知らない事実を見たときには、いくら口では知らないといっても反応が出てしまうんです。脳波は自分でコントロールできないですからね」

なるほど、P300を利用するのか! って、それ何ですか?

「ものを見たり、聞いたりすると、その刺激が0.1秒ぐらいで脳に入って、0.3秒ぐらいで既存の記憶と照合させたり、好きかどうかを判断します。この照合時に脳のあらゆる場所から出る大きな脳波反応を総合してP300と呼んでいます」(同)

なんかすごそうだけど、実際に体験してみないとね。百聞は一見にしかず。早速実験だ。実験方法は簡単。裏に動物の絵が描いてある4枚のカードの中から1枚を選択。その動物を覚えてもらう。その後、動物の絵が順番に映るモニターを見てもらうだけ。自分が覚えた動物が出たときには、P300が多く発生するという仕組みだ。それでは、被験者として連れて行った後輩を生け贄に実験スタート!

って、いきなり犬の絵にだけやたらとP300が発生。わかりやすすぎるだろう…。

「お前が選んだのは、犬の絵だな!」
「えー、なんで分かったんですか?」

いや、これはただの偶然かも。よし、今度は動物の絵を女性の写真に変えてみよう。あれ? 人のうち2人の女性にP300が大きく現れている。先生、これって?

「どちらか1人は、好みのタイプか好意を寄せている人に似ているのではないでしょうか?
(じっと波形を見て)たぶんこちらが好みのタイプで、こちらがカードの裏に写っていた女性でしょう」

それじゃ聞いてみよう。

「お前が選んだ女性はこの人だ! そしてこっちの人は好みのタイプだ~~」
「…。当たってます。しかも好みのタイプまで。えー、気持ちワル」

実際に体験するとかなりの衝撃。これが普及したらウソはつけなくなりますね。先生。

「P300が発生するから、政治家の『記憶にございません』も通用しなくなるでしょうね(笑)」

なんだかうまいまとめ、ありがとうございます。ま、いずれにしても、ウソをつかないに越したことはないですね。

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