実はホコリや煙に弱いんです

ホコリがPCのなかにたまるとどんな悪影響があるの?

2008.04.11 FRI


ホコリは、食べカス、衣類の糸クズだけでなく、髪の毛やフケなどもからまってできている。PCをホコリから守るためには、部屋の掃除をするだけでなく、個人の“お掃除”も必要かも!? イラスト:後藤亮平(BLOCKBUSTER)
我が家のホコリっぽい環境のせいで、僕はくしゃみが止まらず、エアコンはホコリの詰まりすぎで不調気味。この様子だとおそらくPCにもホコリがたまってそうだけど、絶対PCにも良くはないよね。

ということで、さっそくパソコン修理専門店「オータムサポート」に問い合わせてみると、「状態が悪くなります」と技術スタッフの小林さんから思った通りのご回答。その原因はPCの構造にあるらしい。

「PCにはCPUという人間の脳にあたる部分がありますが、そこがとても熱に弱く、高温になると機能が弱まるので、起動中はPC備え付けのファン(扇風機)が、外から取りこんだ空気を冷やしてCPUに当てているんです」

へ~、そうなんだ~。確かに僕らもあまりに暑いと、頭がボーッとするもんな。

「その辺は人間と似ていますね。ただ部屋がホコリっぽい環境だと、ファンの空気取り込み口にホコリが詰まり、空気の取り入れが正常に行われなくなります。またPC内に入り込んだホコリがCPUやヒートシンク(放熱のために使われる板)に積もると、ホコリが上着のようになり、冷たい風が当たらなくなるということも起こり得るのです」

ここで言う高温とは、デスクトップで70度前後、ノートPCで100度前後。万一これを超えると、自動的に動作をセーブ、場合によっては急にシャットダウンすることもあるそうだ。

またホコリが積もることでパーツの接触不良を起こす場合や、積もったホコリに含まれる湿気が原因で回路のショートが起き、パソコンが起動しなくなることもあるのだとか。そんな事態を避けるためには、どのような対策を打てばいいのか?

「PCは部屋の空気をそのまま吸っているので、ホコリがある程度たまるのは仕方ありませんが、内部を汚さないためにはPCの動作環境をクリーンにすることが重要です。特に気をつけてほしいのがタバコ。PCのある環境で喫煙すると、ファンから煙が入り、ヤニでホコリやゴミがベタつきます。それが固まってしまうと、PCクリーニングのプロでも取れない場合があるので要注意。また掃除をする場合も、個人での分解はリスクが高いので、年1回くらい業者に頼むのが安全だと思います」

う~ん、いくらPCがマルチに活躍するといっても、タバコの煙やホコリの吸引までさせるのはかわいそう。クリーニング料金も高くないので(1万円もあれば足りる場合が多いそう)、たまには彼らの背中を流す意味でも、ちゃんとメンテナンスをしなきゃね!

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