視聴率とは、また違う指標があった!?

どうやって測定している?「録画率」の謎を調査してみた

2008.09.04 THU


いつのころからか、一部のテレビ情報誌で「録画率ランキング」なるものを見かけるようになった。視聴率ではなくて録画率? よく見れば、上位にランキングされている番組は視聴率とかなり違う。いったい録画率とは何ぞや? 『TVガイド』などで、録画率を発表している東京ニュース通信社に聞いてみました。

「今、とくに会社勤めで忙しい方などは、番組を録画して余裕があるときに見るという視聴形態が一般的になってますよね。そういう意味で、視聴率以外の指標もあったら面白いんじゃないか、という提案があって、『TVガイド』の07年1月12日号から掲載をはじめたんです」(IT事業企画部・大石さん)

確かに若い会社員が、ゴールデンタイムに帰宅できるなんてまれだろうし、朝も早いのであまりに深夜帯の番組もリアルタイム視聴はつらい。ところで、録画率はどうやって集計しているんですか?

「弊社のPCサイト『インターネットTVガイド』に、iEPGというテレビ番組録画予約方式を使った番組録画機能があるのですが、そこでどれだけ録画ボタンが押されたかを集計して算出しています。だから、PCを使った録画予約のみになってしまいますね。ユーザーさんも限定されるし、集計数も数千単位とそれほど多くはありません。ただ、20~30代の男性によく使っていただいている傾向があるので、話題作のちょっとした目安になればと思っています」(同)

ちなみに東京ニュース通信社だけではなく、PCサイト『Gガイド.テレビ王国』でも、同じくiEPGを使った録画率を発表している。また、全国の視聴率を調べているビデオリサーチも録画率調査を行っているが、調査方法が異なり、視聴率を測定する際同時に、ホームビデオでどの番組が録画されたかを機械で測定している。PCやHDDなどの録画機器には対応していない。

まだまだ視聴率に圧倒的影響力があるのは厳然たる事実。だが録画率にも注目してみると、知られざる面白番組を新発見することもあると思いますよ。


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