「PND」が売れまくっているらしい

簡易型カーナビと通常のカーナビどっちを選べばいいの?

2008.10.10 FRI


地図を読めないドライバーの強い味方、カーナビ。安価なPNDの登場で、数万円から数十万円まで、カーナビ選びに大きな幅が生まれた。コネクト・小田さんいわく「昔からカーナビを造ってきたメーカーさんの製品には、やはり便利な機能が多いですね」とのこと。検討のヒントにしよう。
「迷うのもドライブの醍醐味!」と、長らくアンチカーナビ派を貫いてきた筆者だが、ただでさえ渋滞の多い首都圏ではぼちぼち限界。今後は目的地まで最短ルートを心がけようと、カーナビ売場を訪ねた。

すると最近は10万円超の高級ナビのほか、3万円代から買える「PND」(簡易型カーナビ)が人気らしい。これは、内蔵フラッシュメモリに地図データなどを格納した小型ナビのこと。この価格は確かに魅力だが、ユーザーの評判はどうなのだろう?

「PNDは設置が容易な点でも好評です。粘着シートや吸盤タイプで、ダッシュボードなどに誰でも簡単に取り付けられます。弊社でも最近は売り上げの約6割をPNDが占めています」(カーナビ専門店コネクト・小田さん)

実際問題、筆者のような旧式車種のオーナーは、そもそもカーナビを埋め込むスペースが運転席まわりにない。その点、空きスペースに自由に取り付けられるPNDは重宝しそうだ。

では機能面は?

「PNDのGPSは高低位置の特定精度がやや弱く、たとえば高速道路を走っているのか下の一般道を走っているのか、正確に判断されないケースもあるようです。その一方、最近では一部の機種がオプションでVICSに対応するなど、機能はだいぶ進歩しています」(同)

VICSとは、センターで編集したリアルタイムの道路交通情報を赤外線で受信する機能。渋滞や交通規制の情報がすぐ画面に反映されるのは非常に便利だ。

では、値の張る高級カーナビの利点は何か。車体の角度を判別し、モニター上の方角をより正確に示してくれるジャイロなどは、PNDにはまだ少ない機能だ。

「そのほかワンセグや地デジに対応したり、エンタメ性の機能向上が目立ちます。最近ではワゴン車向けに、リアシート用のサブモニターが設置できるタイプや、携帯電話と接続して情報を得るスマートループ機能(パイオニア製品)なども好評ですね」(同)

スマートループ機能は、携帯電話経由で各ユーザーからリアルタイムに渋滞や交通規制などの情報を収集し、配信するもの(利用には別途契約が必要)。ただの受信機であったカーナビに発信装置を兼ねさせる発想で、より現場に近い正確な情報が期待できる。

安価ながら機能が拡充されつつあるPNDの魅力は十分。他方、高級カーナビはワイドな画面やDVDの搭載、サラウンド音声への対応など、文句のない充実度が目を引く。結局のところ、お財布と相談するのが一番のようだ。

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