ワープロソフトとは違います…

日本語変換ソフトはココまで進化していた!?

2008.10.24 FRI


『ATOK 2008』には、ひとつの文節にある数字を半角や全角、漢数字に切り替えると、ほかの文節の数字もセットで切り替わる機能なんかもあります
いつも何気なくパソコンで日本語を入力してますが、ローマ字入力をひらがなにしたり、ひらがなを漢字に変換するのって、どのソフトがやってくれてるんでしょうか?

ワープロソフトと呼ばれているくらいだから、『Word』で日本語変換もやっているに違いない! と推理した人は、残念ながら不正解。『Word』は書かれる側、つまり原稿用紙のようなものです。

では、文章変換に使っているのは何かというと、インプット・メソッドという種類のソフト。いわゆる日本語入力ソフトです。ウィンドウズPCを使っているほとんどの人は、付属ソフトの『MS-IME』で文章を入力していると思われます。

で、この『MS-IME』、実はほかのソフトと差し替えが可能なんです。市販品では、『Microsoft Office』などに付いてくる『MS-IME 2007』(ウィンドウズ付属の『MS-IME』とは別物)と、ジャストシステムの『ATOK 2008』が今のおもな選択肢。

2本に共通する機能が、ケータイでおなじみの予測変換。よろまで打ってTabキーを叩けば、よろしくお願いしますなどの定型文や変換履歴が表示されます。

個別に機能を見ていくと、『ATOK 2008』は辞書学習がかなり強力。たとえば、R25編集部のスタッフに吉州(きしゅう)という者がいますが、名前を変換しようにも珍しい名前なので変換の候補に出てきません。仕方ないのでいったんきしゅうを消して、個別に吉と州を打つと、「次からきしゅうで吉州と変換しますか?」と、辞書登録に誘導してくれるのです。変換できないと判明してから学習するまでがこんなに超スムーズとは!

このほかにもいろいろと機能があるようなので、ジャストシステム広報の尾崎裕子さんにイチオシの日本語変換機能をお聞きしました。

「ビジネスメールなどで役立つのが校正支援ですね。拝見いただくなど間違った敬語を入力すると、謙譲語と尊敬語の混同と指摘してくれます。また、人間ドッグなどの間違いやすいカタカナ語を人間ドックと修正したりと、書き間違いが格段に減りますよ」

仕事のメールで間違った日本語を使ったら大恥ですからね。いちいち人にメールを見せて「変じゃないかな?」なんて聞いてばかりもいられませんし、ソフトが指摘してくれる機能はうれしい限りです。

一方、『MS-IME 2007』は『Outlook 2007』のアドレス帳と連携できるのがウリ。変換候補に、アドレス帳内の名前が部署名などとセットで表示される機能です。相手の名前や所属部署を間違えないよう、いちいちアドレス帳を確認する手間が省けますね。

日本語入力は、パソコンを使う上で欠かせない機能。自分の好みに合った日本語入力ソフトを使えば、文章の入力効率はグンとアップできそうです。

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